ケース・スタディIFRSの企業結合会計

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有限責任あずさ監査法人IFRS本部

定価(紙 版):2,860円(税込)

発行日:2012/05/18
A5判 / 232頁
ISBN:978-4-502-45400-4

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本の紹介
好評シリーズの第4弾。IFRSの企業結合会計について60の設例で解説。主要な項目ごとに会計処理のポイントや用語解説を付す。さらに初度適用での取扱いについても解説。

目次


ケース・スタディ
IFRSの企業結合会計

目次

第1章 企業結合の定義
 1 「企業結合」および関連する用語の定義
  ⑴ 「企業結合」 (Business Combinations)
  ⑵ 「事業」
  ⑶ 「取得企業」(acquirer)と「被取得企業」(acquiree)
 2 IFRS第3号の適用範囲

第2章 企業結合の会計処理
 1 IFRSにおける企業結合会計の方法
 2 取得企業の識別
  ⑴ -1 IAS第27号におけるガイダンス
   ① 支配の定義(IAS第27号第4項)
   ② 支配の有無の決定に関するガイダンス
  ⑴ -2 IFRS第10号におけるガイダンス
   ①  被投資企業に対する支配の定義(IFRS第10号付録A)
   ②  支配の有無の決定に関するガイダンス
       (IFRS第10号第7-第18項,B2-B79項)
  ⑵  IFRS第3号におけるガイダンス(IFRS第3号B13-B18項)
 3 取得日の決定
 4 企業結合の対価の決定
 5 識別可能な取得資産,引受負債の認識と測定
  ⑴ 識別可能な取得資産,引受負債の認識
  ⑵ 識別可能な取得資産,引受負債の測定
  ⑶  識別可能な取得資産,引受負債の認識・測定に対する例外
   ① 認識原則に対する例外
   ② 認識および測定原則に対する例外
   ③ 測定原則に対する例外
 6 被取得企業に対する非支配持分の認識と測定
  ⑴ 非支配持分の定義および認識
  ⑵  非支配持分の測定(IFRS第3号第15項,第19項)
 7  のれん(またはバーゲン・パーチェス)の認識と測定
  ⑴ のれんの認識と測定
  ⑵ バーゲン・パーチェス
  ⑶ のれんの当初認識後の測定

第3章 個別論点
 1 段階取得
 2  対価の移転なしに達成される企業結合
 3 測定期間
 4  企業結合取引に含めるべきではない取引
  ⑴  以前から取得企業と被取得企業の間に存在した関係を
     清算する取引
  ⑵  将来の勤務に関し,被取得企業の従業員または旧所有者に
      報酬を与える取引
   ①  従業員または旧所有者に対する条件付支払いの契約
   ②  被取得企業の従業員が保有する株式報酬と交換された
      取得企業の株式報酬
 ⑶  取得企業のために被取得企業または旧所有者が立て替えた
    取得関連費用を精算する取引

第4章 事後の測定および会計処理
 1 原則的な取扱い
 2 IFRS第3号で取扱いが定められている項目
  ⑴ 再取得した権利(IFRS第3号第55項)
  ⑵ 偶発負債(IFRS第3号第56項)
  ⑶ 補償資産(IFRS第3号第57項)
  ⑷ 条件付対価(IFRS第3号第58項)
   ① 資本に分類されている条件付対価
   ② 資産または負債として分類された条件付対価

第5章 初度適用時の取扱い
 1 IFRS第3号の遡及適用免除
 2 IFRS第3号を遡及適用しない企業結合の会計処理
  ⑴  従前の会計原則における企業結合の分類の維持
     (IFRS第1号C4項(a))
  ⑵ 資産,負債の追加認識(IFRS第1号C4項(b))
  ⑶  従前の会計原則で認識された資産または負債の認識中止
     (IFRS第1号C4項(c))
  ⑷  過去の企業結合で認識した資産,負債の再測定
     (IFRS第1号C4項(e),(f))
  ⑸ のれんの修正(IFRS第1号C4項(g))
  ⑹ 負債計上されている負ののれんの消去
 3 外貨換算
 4  従前の会計原則で非連結となっていた子会社

第6章 企業結合の開示
 1 基準書における規定
  ⑴ 基準書本文
  ⑵ 適用指針
 2 財務諸表の例示
 3 開示例


著者プロフィール ◆編者紹介◆
有限責任あずさ監査法人
有限責任あずさ監査法人は,全国主要都市に約5,700名の人員を擁し,監査や各種証明業務をはじめ,財務関連アドバイザリーサービス,株式上場支援などを提供しています。
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IFRS本部
有限責任あずさ監査法人のIFRS本部は,国際財務報告基準(IFRS)と日本基準との差異分析,IFRSの適用方法の研究や助言,書籍・雑誌への寄稿をはじめ,IFRSにもとづく財務諸表の監査やIFRS導入を支援するためのアドバイザリーサービスに関する法人内外への様々な情報発信やバックオフィス機能を担っています。
また,ロンドンに本拠をおくKPMGのIFRG(International Financial Reporting Group)と連携しながら,IFRSの適用における日本固有の論点をグローバルに発信し,日本においてはIFRSに関する最新情報をいち早く提供しています。






















著者紹介

有限責任あずさ監査法人IFRS本部(ゆうげんせきにんあずさかんさほうじんあいえふあーるえすほんぶ)