簿記原理トレーニング

本の紹介

日商簿記３級対応の初学者向け問題集。「導入編」で基礎的な項目を、「基礎編」で決算までの応用的な項目を取り扱う。各問題で重要度が３段階で示され、理解度が確認できる。

第Ⅰ部　導入編

　第１章 　簿記の基礎

　第２章 　簿記の一巡

　第３章 　現金預金

　第４章 　商品売買

　第５章 　手形と電子記録債権債務

　第６章 　その他の債権債務

　第７章 　有形固定資産

　第８章 　資本金と税金

　第９章 　伝票会計

　第10章 　決算⑴試算表と精算表

　第11章 　決算⑵損益計算書と貸借対照表

第Ⅱ部　基礎編

　第12章 　現金預金

　第13章 　商品売買

　第14章 　手形等

　第15章 　貸倒引当金

　第16章 　有形固定資産

　第17章 　株式会社会計

　第18章 　税金等

　第19章 　決算⑴

　第20章 　決算⑵

　第21章 　決算⑶

岩﨑 健久（いわさき たけひさ）
［プロフィール］
帝京大学経済学部教授。博士（法学）（筑波大学）。公認会計士・税理士。

1995年，筑波大学大学院博士課程社会科学研究科法学専攻修了。太田昭和監査法人（現　新日本有限責任監査法人），帝京大学経済学部専任講師・助教授を経て，現職。日本簿記学会平成24• 25年度簿3記実務研究部会部会長。日本公認会計士協会租税調査会副委員長を歴任。

［主な著作］
『消費税の政治力学』中央経済社，2013年
『消費税をめぐる政治過程』中央経済社，2023年

金子 善行（かねこ よしゆき）

西山 一弘（にしやま かずひろ）

増田 里香（ますだ りか）

坂内 慧（さかうち けい）

担当編集者コメント

本書は簿記初学者が日商簿記３級を着実に学ぶことができるよう構成された問題集です。

第Ⅰ部「導入編」では、各単元の基礎的な項目をピックアップして、決算（財務諸表の作成）までの簿記の一巡を取り扱っています。

第Ⅱ部「基礎編」では、第Ⅰ部の復習を織り交ぜつつ、決算を含めて各単元の応用的な項目を取り扱っています。

第Ⅰ部・第Ⅱ部を通じて、基礎的な問題を数多く収録しつつ、日商簿記３級の試験範囲の内容をバランスよく網羅的に取り上げています。

また、各問題には重要度のランク付けを行って、問題の優先順位を示し、理解度を確認しながら学習を進めることができるよう工夫されています。