- 本の紹介
- 平成23年度税制改正で消費税が改正されたことにより、組織再編およびグループ内取引において実務上、対応が必要となる事項をピックアップしQ&Aで解説。担当者の必携書。
目次
組織再編・グループ内取引における消費税の実務Q&A
目次
第1章 消費税の基本的な取扱い
第1節 概 要
Q1-1 消費税の基本的な仕組み
Q1-2 課税事業者と免税事業者
Q1-3 平成23年度税制改正と事業者免税点の見直し
Q1-4 課税期間
Q1-5 課税の対象
Q1-6 土地および建物の一括譲渡
Q1-7 仕入税額控除の計算
Q1-8 簡易課税事業者の特例
Q1-9 自動販売機スキームと平成22年度税制改正
Q1-10 95%ルールと平成23年度税制改正 ……ほか
第2節 株式購入,資本等取引における取扱い
Q1-12 株式購入
Q1-13 株式譲渡
Q1-14 増 資
Q1-15 自己株式の取得
Q1-16 自己株式の処分
Q1-17 自己株式の消却
Q1-18 減 資
Q1-19 剰余金の配当
Q1-20 清算事業年度における留意事項
第3節 組合,信託における取扱い
Q1-21 任意組合における消費税の取扱い
Q1-22 任意組合に対する組合持分の譲渡に係る消費税の
取扱い
Q1-23 匿名組合における消費税の取扱い
Q1-24 匿名組合に対する組合持分の譲渡に係る消費税の
取扱い
Q1-25 信託における消費税の取扱い
第2章 組織再編における消費税の課税関係
Q2-1 合併による資産および負債の移転
Q2-2 被合併法人の株主における消費税の計算
Q2-3 分割による資産および負債の移転
Q2-4 分割法人の株主における消費税の計算(分割型分割)
Q2-5 事業譲渡による資産および負債の移転
Q2-6 現物出資による資産および負債の移転
Q2-7 完全子法人における消費税の計算(株式交換・移転)
Q2-8 完全子法人の株主における消費税の計算
(株式交換・移転)
Q2-9 現物分配による資産および負債の移転
Q2-10 非適格組織再編で取得した貸付債権の回収益
第3章 組織再編において発生する経費に係る消費税
Q3-1 被合併法人において発生した付随費用
Q3-2 合併法人において発生した付随費用
Q3-3 被合併法人の株主において発生した付随費用
Q3-4 分割法人において発生した付随費用(分割型分割)
Q3-5 分割法人において発生した付随費用(分社型分割)
Q3-6 分割承継法人において発生した付随費用
Q3-7 分割法人の株主において発生した付随費用(分割型分割)
Q3-8 事業譲渡法人において発生した付随費用
Q3-9 事業譲受法人において発生した付随費用
Q3-10 現物出資法人において発生した付随費用 ……ほか
第4章 組織再編における特例
第1節 課税事業者の判定
Q4-1 組織再編における納税義務の免除の特例(概要)
Q4-2 吸収合併を行った場合における納税義務の免除の特例
Q4-3 新設合併を行った場合における納税義務の免除の特例
Q4-4 吸収分割を行った場合における納税義務の免除の特例
Q4-5 新設分割,新設現物出資または事後設立を行った場合に
おける納税義務の免除の特例
Q4-6 二段階組織再編を行った場合における納税義務の免除の
特例
第2節 簡易課税事業者の判定
Q4-7 組織再編における簡易課税の特例(概要)
Q4-8 新設分割,新設現物出資または事後設立を行った場合に
おける簡易課税の特例
Q4-9 吸収分割を行った場合における簡易課税の特例
第3節 仕入税額控除の調整計算
Q4-10 仕入れに係る対価の返還等を受けた場合
(両社が本則課税事業者である場合)
Q4-11 調整対象固定資産を合併法人等に移転した場合①
(両社が本則課税事業者であるケース)
Q4-12 調整対象固定資産を合併法人等に移転した場合②
(合併法人等が免税事業者であるケース)
Q4-13 調整対象固定資産を合併法人等に移転した場合③
(免税事業者であった合併法人等が合併後に本則課税
事業者になるケース
Q4-14 調整対象固定資産を合併法人等に移転した場合④
(被合併法人等が免税事業者であるケース)
Q4-15 調整対象固定資産を合併法人等に移転した場合⑤
(合併法人等が簡易課税事業者であるケース)
Q4-16 調整対象固定資産を合併法人等に移転した場合⑥
(合併法人等が簡易課税事業者であり,合併後に合併法
人等が本則課税事業者になるケース
Q4-17 調整対象固定資産を合併法人等に移転した場合⑦
(被合併法人等が簡易課税事業者であるケース)
Q4-18 課税業務用調整対象固定資産を非課税業務用に転用し
た場合(合併法人等が本則課税事業者であるケース)
Q4-19 非課税業務用調整対象固定資産を課税業務用に転用し
た場合(合併法人等が本則課税事業者であるケース)
……ほか
第4節 その他の調整計算
Q4-32 売上げに係る対価の返還等をした場合①
(両社が課税事業者である場合)
Q4-33 売上げに係る対価の返還等をした場合②
(合併法人が免税事業者である場合)
Q4-34 売上げに係る対価の返還等をした場合③
(被合併法人が免税事業者である場合)
Q4-35 貸倒れに係る消費税額の控除等①
(両社が課税事業者である場合)
Q4-36 貸倒れに係る消費税額の控除等②
(合併法人が免税事業者である場合)
Q4-37 貸倒れに係る消費税額の控除等③
(被合併法人が免税事業者である場合)
Q4-38 非適格組織再編で取得した売上債権に係る貸倒損失
Q4-39 延払基準,工事進行基準
第5節 申告書,届出書の作成
Q4-40 中間申告
Q4-41 一般的に必要になる届出書
第5章 グループ法人税制における影響
Q5-1 債権放棄
Q5-2 無利息貸付け
Q5-3 無償による役務の提供
Q5-4 本則課税事業者から免税事業者に対する無償による
役務の提供
Q5-5 本則課税事業者から簡易課税事業者に対する無償による
役務の提供
Q5-6 無償譲渡
Q5-7 低廉譲渡
Q5-8 高額譲渡
Q5-9 本則課税事業者から免税事業者に対する無償譲渡①
(95%ルール適用)
Q5-10 本則課税事業者から免税事業者に対する無償譲渡②
(95%ルール不適用) ……ほか
著者プロフィール
佐藤 信祐(さとう しんすけ) 公認会計士・税理士
公認会計士・税理士 佐藤信祐事務所 所長
平成11年 明治大学経営学部卒業,同年朝日監査法人(現あずさ監査法人)入所
平成13年 公認会計士登録,勝島敏明税理士事務所(現税理士法人トーマツ)入所
平成17年 税理士登録,公認会計士・税理士佐藤信祐事務所開業,現在に至る。
日本国内の組織再編に係る会計・税務サービスに従事。
[主な著書]
『ケース別に分かる企業再生の税務』(共著,中央経済社)
『企業買収・グループ内再編の税務−ストラクチャー選択の有利不利判定−』(共著,中央経済社)
『組織再編税制 申告書・届出書作成と記載例』(共著,清文社)
『制度別逐条解説 企業組織再編の税務』(共著,清文社)
『組織再編における株主課税の実務Q&A』(共著,中央経済社)
『組織再編における包括的租税回避防止規定の実務』(中央経済社)
『連結納税制度導入の有利・不利判定』(中央経済社)
『債務超過会社における組織再編の会計・税務』(共著,中央経済社)
『グループ法人税制における無対価取引の税務Q&A』(共著,中央経済社)
『組織再編の税務処理チェックリスト』(共著,中央経済社)など
纐纈 明美(こうけつ あけみ) 税理士
税理士法人トーマツ シニアマネージャー 組織再編・事業承継グループ所属
横浜国立大学経営学部会計学科卒業
平成3年 税理士登録,勝島敏明税理士事務所(現税理士法人トーマツ)入所,現在に至る。
日本国内の企業再編全般の税務を含む総合サービスに従事。
[主な著書]
『Q&A 事業承継をめぐる非上場株式の評価と相続税対策』(共著,清文社)
『Q&A グループ企業の法務・会計・税務』(共著,新日本法規出版)
『建設業の税務と会計の実務』(共著,新日本法規出版)など