- 本の紹介
- 日本経済はどこへ向かうのか。現代経営・ビジネスの課題を14の視点から論じる。大学院や学部ゼミ等での検討資料としても役立つ論文集。日本経済大学大学院開学記念出版。
目次
創造的変革の探究
目次
序
第1章 経営学の科学的性格と経営学者の社会的責任
Ⅰ はじめに―問題と課題
Ⅱ 経営研究の3つの流れ
Ⅲ 科学・科学者の役割
Ⅳ 経営学の科学的性格と経営学者の社会的責任―結びにかえて
第2章 組織行動研究のこれまでと新たな研究課題
―個人化と組織化の折り合いづけ
Ⅰ はじめに
Ⅱ 組織行動研究はどのように進んできたか
―主たる研究テーマの流れ
Ⅲ 組織における普遍的な問題
Ⅳ 今後の組織行動研究に向けて
第3章 創造性の能力評価と創造性開発
Ⅰ はじめに
Ⅱ 創造性の能力評価
Ⅲ 創造性開発
Ⅳ 今後の創造性の能力評価に関する考察
第4章 根本的エンジニアリングによるイノベーション創出
Ⅰ 概 要
Ⅱ エンジニアリングの視点
Ⅲ 欧州と米国のコンバージング・テクノロジー(CT)
Ⅳ 日本におけるコンバージング・テクノロジーへの取り組み
Ⅴ 根本的エンジニアリング
Ⅵ 「なぜ(why)」のプロセスの重要さ
Ⅶ 根本的エンジニアリングの方法論と具体例
Ⅷ む す び
第5章 ブラインド・スポットはなぜ起きるか
―ブランド・スポット分析と7つのソース
Ⅰ ブラインド・スポットとは
Ⅱ インテリジェンスと情報
Ⅲ ブラインド・スポット分析とは
Ⅳ ブラインド・スポットにおいて知られている7つのソース
Ⅴ 類推による推論
Ⅵ 情報のフィルタリング
Ⅶ ビジネスへの新規参入とブラインド・スポット
Ⅷ 買収を通じてのビジネスへの新規参入に関する
ブラインド・スポット
Ⅸ ブラインド・スポット分析の利点
Ⅹ ブラインド・スポット分析を適用する際の基本的なプロセスの紹介
Ⅺ おわりに
第6章 情報通信産業における競争力の源泉―技術インテリ
ジェンスから価値ネットワークインテリジェンスへ
Ⅰ 序 論
Ⅱ インターネット技術史
Ⅲ インターネットの普及と技術パラダイムの関係
IV 情報産業と通信産業融合時のコンペティティブインテリジェンス
Ⅴ む す び
第7章 事業継続のための危機管理論
Ⅰ はじめに
Ⅱ 概 要
Ⅲ 各国のBCP の状況
Ⅳ ボトムサイドの観点からみた中小企業庁のBCP
Ⅴ 結 び
第8章 日本企業の競争行動と資源蓄積に関する理論的検討
Ⅰ はじめに
Ⅱ RBVに関する研究
Ⅲ 同質的な競争に関する研究
Ⅳ 議 論
Ⅴ む す び
第9章 製造業における多国籍化に関する一考察
―タイヤ製造企業の水平型/垂直型多国籍化について
Ⅰ はじめに
Ⅱ 本研究の対象と検証の方法
Ⅲ 本章で使用する理論とフレーム
Ⅳ タイヤ産業における多国籍化の検証
Ⅴ タイヤ産業に特殊的な多国籍化の誘因
Ⅵ 結 び
第10章 製薬企業の経営環境と収益影響因子
Ⅰ はじめに
Ⅱ 製薬に関する国家ビジョンと政策
Ⅲ 医療保険制度が製薬企業経営に及ぼす影響
Ⅳ む す び
第11章 病院におけるファーマシーマネジメントの現状に
関する考察
Ⅰ はじめに
Ⅱ ファーマシーマネジメントとは
Ⅲ マネジメントと経営戦略の考え方
Ⅳ 代表的な戦略理論およびツールの導入法
Ⅳ 組織の理念と基本方針の考え方
Ⅵ バランスト・スコアカード作成のステップ
Ⅶ 病院薬剤師版バランスト・スコアカードの実例
第12章 暖簾の認識と期間損益―負の暖簾に対する償却に
ついての考察
Ⅰ はじめに
Ⅱ 先行研究にみる暖簾の概念
Ⅲ 発生主義会計のもとでの暖簾評価
Ⅳ おわりに
第13章 投資利益分析の理論に基づく事例研究―トヨタへの適用
Ⅰ はじめに
Ⅱ 先行研究の収益性分析とその特徴
Ⅲ 先行研究の収益性分析に内在する課題
Ⅳ 投資利益分析の理論
Ⅴ 投資利益分析理論のトヨタへの適用
Ⅵ む す び
第14章 ミャンマー“国立高専”設立構想
―産業発展のケイパビリティを高める支援
Ⅰ 産業発展のケイパビリティを高める
Ⅱ 定年後のシルバー人材の活用
Ⅲ 日本型の発展途上国支援―セメントから人へ
付論 ミャンマー国立高専設立構想プレゼン資料
著者プロフィール
日本経済大学大学院