- 本の紹介
- 年金だけで悠々自適で暮らせる人は少なく、高齢になっても働く人が大勢います。そこで問題となる「年金+給与」をどうもらうかについて、事例を用いてわかりやすく解説します。
目次
第1章 年金の仕組みを知ろう! 10年未満でもあきらめない,繰上げ・繰下げの損得
1 複雑怪奇な年金制度を思い切って単純化した
2 受給資格期間……10年に満たなくても,あきらめない
3 繰上げ受給・繰下げ受給の良し悪し……本当に怖いのは「一括受給」かも
第2章 年金はいくらもらえる? 「年金+給与」≦48万円の壁を突破する
1 老齢基礎年金の受給額……満額の人は少ない
2 老齢厚生年金の受給額……加給年金で大損している人が多い
3 特別支給の老齢厚生年金……手続きしないと大損に
4 在職老齢年金……「48万円の壁」を突破する魔法はあった
第3章 得か?損か? 年金生活者支援給付金,失業保険等と年金
1 年金生活者支援給付金……低年金の付録
2 失業保険・高年齢雇用継続給付と年金……高額を選択
第4章 知らないと損! 最強の家計防衛は「住民税非課税」の優遇措置
1 家計防衛の最強武器「住民税非課税」……誰も言わない
2 介護保険の優遇措置……特養では,なんと年間100万円の優遇
3 後期医療でも,障害者でも,高等教育でも…いたるところで優遇
第5章「年金+給与」で住民税非課税限度額の壁を突破する
1 住民税非課税限度額……所得税にはありません
2 住民税非課税になる人(世帯)とは……給与収入を給与所得に換算する方法
3 年金生活者も働く時代がやってくる……年金収入を年金所得に換算する方法
4 「年金+給与」……どこまで稼ぐか
第6章 年金の疑問
1 年金財政はどうなるか……「財政検証」を読む
2 障害年金と遺族年金……精神障害者は大変なケースが多い
3 住民税非課税限度額と生活保護基準額の逆転現象……変だなぁ~
4 年金講座が必要……登場せよ!お笑い芸人「イヤーマネー」
- 担当編集者コメント
- ★日本経済新聞(4/9朝刊6面「Opinion」欄)
2024年4月9日付け日本経済新聞朝刊の「Opinion」欄に、本書の著者である太田哲二氏の「住民税非課税の壁の内外は天国と地獄」とのコメントが紹介されました。
同記事とともに、詳細は本書をお読みください。
★訂正情報
2024/02/15 訂正情報を公開しました。
2024/04/11 訂正情報を更新しました。