スタートアップ・バリュエーション―起業家・投資家間交渉の基礎となる価値評価理論と技法
- 本の紹介
- 実績がなくリスクも高いスタートアップ企業。その資金調達/投融資やM&Aに際して合理的な交渉の土台となる企業価値をどう算定すればよいのか、設例等を交えながら解説する。
目次
第1章 わが国におけるスタートアップ企業の状況
第1節 スタートアップ企業の定義と事業ステージ
第2節 スタートアップ企業の資金調達
第3節 資金調達市場の状況
第2章 バリュエーションの前提
第1節 価値の定義
第2節 バリュエーションの目的
第3節 バリュエーションの基準と評価者の要件
第4節 評価手法の枠組み
第3章 シードステージ/アーリーステージ企業の評価手法
第1節 概要
第2節 スコアリングカード法(ペイン・メソッド)
第3節 スコアリングカード法(リスクファクター集計法)
第4節 スコアリングカード法(バーカス・メソッド)
第5節 ベンチャーキャピタル・メソッド
第6節 ファーストシカゴ・メソッド
第4章 マーケットアプローチ
第1節 マーケットアプローチの概要
第2節 類似上場会社法
第3節 類似取引法
第5章 インカムアプローチ
第1節 ディスカウントキャッシュフロー法(DCF法)の概要
第2節 DCF法による計算
第6章 ネットアセットアプローチ
第1節 ネットアセットアプローチの概要
第2節 無形資産の評価
第7章 オプションプライシング法(OPM)
第1節 企業価値の分配(優先株の評価)
第2節 バックソルブ法
第3節 ストック・オプションの評価
第4節 J-KISS型新株予約権の評価
第5節 新株予約権付融資の評価