- 本の紹介
- 厳しい株主提案や支配権変更の要求などで存在感を高めるヘッジ・ファンド。金融先進国米国での法的規制を詳細に分析し、将来、わが国で行われるであろう法整備に示唆を得る。
目次
第1章 プライベート・ファンドとアクティビスト投資
1 はじめに
2 プライベート・ファンドの類型
3 ヘッジ・ファンドによるアクティビスト投資
4 結び
第2章 ヘッジ・ファンドにおける投資家等への情報開示としての登録・報告制度
1 はじめに
2 ヘッジ・ファンドの沿革・意義
3 投資会社の登録規制
4 証券の登録規制と免除
5 証券取引所法におけるブローカー・ディーラーおよび証券等の登録に関する規制
6 投資顧問における登録・報告に関する規制
7 レギュレーション・クラウドファンディングおよび州内募集の免除規制
8 結び
第3章 ヘッジ・ファンドの運営と法規制
1 はじめに
2 投資会社としてのヘッジ・ファンドの組織形態の選択
3 ヘッジ・ファンドのサービス・プロバイダーと戦略
4 投資顧問による運営
5 結び
第4章 投資顧問の行動基準とコンプライアンス
1 はじめに
2 投資顧問の信任義務
3 投資顧問の利益相反
4 議決権の代理行使
5 監督義務およびコンプライアンス手続
6 結び
第5章 証券取引委員会(SEC)による投資顧問審査と証券諸法の執行
1 はじめに
2 投資顧問による報告
3 SECによる検査
4 法令執行および制裁
5 結び