いますぐ使える　実践　法務・コンプライアンスドリル

本の紹介

企業法務で知っておくべき、会社法などの理解しにくい法律全般をＱ＆Ａ形式で解説している。ドリルを解き読み進めることで、契約周辺知識や会計関連知識を学ぶことができる。

第1章　企業法務をやるうえで必須の知識
第1節　私生活の法律の基礎の基礎～民法～
第2節　会社であれば守る必要がある～会社法～
第3節　従業員とのトラブルはつきもの～労働法～
第4節　知らないでは済まされない～個人情報保護法～
第5節　外注するなら気を配りたい～下請法～
第6節　契約まわりのルールを知ろう～契約周辺知識～
第7節　会計まわりの知識も知っておこう～会計関連知識～

第2章　特定の場面で活躍する法律
第1節　消費者を相手にするなら知らなきゃいけない～消費者契約法～
第2節　特定の業種は知らないとまずい～特定商取引法～
第3節　その宣伝文句、大丈夫？～景品表示法～
第4節　そんな取引条件つけて大丈夫？～独占禁止法～
第5節　それ、無断転載になっていない？～著作権法～
第6節　そのネーミング使って大丈夫？～商標法～
第7節　現代では必須の知識～インターネット関連法～
第8節　上場会社なら注意が必要～金融商品取引法～

第3章　裁判対応等
第1節　民事裁判のルールを知ろう～民事訴訟法～
第2節　裁判をする前と、裁判をした後のこと～民事保全法・民事執行法～
第3節　何が犯罪かは知っておこう～刑法～
第4節　刑事事件が起こってしまったら～刑事事件対応～
第5節　法の根幹は知っておこう～憲法～

弁護士法人トライデント（べんごしほうじんとらいでんと）
［プロフィール］
弁護士法人トライデントのトライデント（三叉槍）には，以下の３つの意味が込められている。
①　経営陣による経営
②　法務
③　財務
「トライデント」の由来は，ギリシャ神話の海の神ポセイドンの武器である三叉槍にちなみ，主軸
である「経営陣の経営」を法律と会計の双方槍でしっかりガードする意味を込めている。開業当初か
らの理念である「法律と会計の両面から経営者に寄り添うホームドクターでありたい」という初志を
法人全体にもしっかりとつないでいる。設立メンバーは，いずれも弁護士と公認会計士の両資格を保
有し，十分な実務経験と資質を備えており，互いの強みを活かしたシナジー効果を顧問先およびクラ
イアントに提供している。

［主な著作］
（共著）
『社外役員の実践マニュアル』（中央経済社，2021年）
『不正調査の法律 会計 デジタル・フォレンジックの実務』（中央経済社，2023年）