- 本の紹介
- 会社の株式を売れる株式にするためには、まず何をどうすればよいのだろうか? 適正な株価・公開価格の理解からIPO準備・上場後の体制づくりの実務ポイントまでを詳解。
目次
第1章 投資家を意識してIPOを考える9つのポイント
1 株式公開のメリットとデメリットを知る
2 上場承認から上場までのプロセスを知る
3 IPOにおける株価を知る
4 オーバーアロットメント(追加募集)とグリーンシューオプションを知る
5 親引けを知る
6 ロックアップを知る
7 オファリングサイズとオファリングミックスを知る
8 資金使途を知る
9 目論見書でみるケーススタディ
第2章 IPOの関係者を知る5つのポイント
1 IPOの関係者を知る
2 証券取引所を知る
3 監査法人を知る
4 証券会社を知る
5 主幹事難民にならないための3か条
6 主幹事証券とどうつきあうか
第3章 事業計画を立てる5つのポイント
1 過年度の損益実績を分析する
2 昨年実績と分析をもとにただき台をつくる
3 あるべき手続に基づいて単年度予算を立てる
4 成長可能性に関する事項の資料のたたき台を作ってみる
5 中長期計画を立てる
第4章 資本政策で考える9つのポイント
1 資本政策を取り巻く利害関係者
2 資金調達はいつどのくらい必要か
3 経営権を維持するには持株比率がどのくらい必要か
4 キャピタルゲインはどれくらいほしいか
5 安定株主対策は必要か
6 役職員へのインセンティブは必要か
7 株式の移動には公開前規制がある
8 事業承継・相続対策
9 資本政策を作ってみる
第5章 タイムスケジュールでみる上場実務の9つのポイント
1 IPOする時期を決定する
2 N-4期はIPOのイメージと体調管理が重要
3 N-3期(直前々々期)からIPOの準備を進める
4 N-2期(直前々期)を繰り返すには理由がある
5 N-1期(直前期)はこれまでやってきたことを淡々とこなす
6 N期(申請期)申請会社を推薦するために証券審査は行われる
7 N期(申請期)の東京証券取引所の上場審査のスケジュールとポイント
8 N期(申請期)にIPOの株価はどうやって決まるのか
9 上場直前の中止・延期、上場後のダウンラウンドも知っておく
第6章 N-2期(直前々期)までにクリアすべき7つのポイント
1 機関設計を早めに行い、適法に運用する
2 関連当事者取引を早めに把握し整理する
3 規程を早めに定め、運用してみる
4 フローチャートを早めに作成してみる
5 反社会的勢力排除体制を構築する
6 リスク・コンプライアンス体制を構築する
7 労務問題を解決する
第7章 会計・内部統制でクリアすべき9つのポイント
1 在庫数を記録し、期末に数量をカウントする
2 事業収益を認識するタイミングと金額がわかる
3 月次での決算数値を早期に把握できる
4 プロジェクトごとの原価と利益がわかる
5 資産が実在し、適正に評価されている
6 将来の損失や費用の支出を見積もることができる
7 グループ全体の経営状況や財政状態がわかる
8 職務分掌による相互牽制、内部統制が構築されている
9 上場準備会社における会計不正のリスクを考える
第8章 上場後をイメージして考えるべき6つのポイント
1 コーポレートガバナンス・コードを理解する
2 会社の目指すところ(経営理念等)を考える
3 資本コストを意識して経営する
4 上場後の財務報告の作成に必要な人的リソースを考える
5 役員報酬と配当政策を考える
6 インセンティブをどう図るか(株式報酬とストック・オプション)
- 担当編集者コメント
- 会社の株式を売れる株式にするためにはどうすればよいのだろうか?
適正な株価・公開価格の理解からIPO準備・上場後の体制づくりまで
本書の主な構成
第1章 投資家を意識してIPOを考える9つのポイント
第2章 IPOの関係者を知る5つのポイント
第3章 事業計画を立てる5つのポイント
第4章 資本政策で考える9つのポイント
第5章 タイムスケジュールでみる上場実務の9つのポイント
第6章 N-2期(直前々期)までにクリアすべき7つのポイント
第7章 会計・内部統制でクリアすべき9つのポイント
第8章 上場後をイメージして考えるべき6つのポイント