サブスク会計学―持続的な成長への理論と実践

藤原 大豊
青木 章通

定価(紙 版):2,970円(税込)

発行日:2025/03/24
A5判 / 236頁
ISBN:978-4-502-53141-5

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本の紹介
どう顧客とつながり、そのつながりをどう維持するか会計の視点で解説。数多くのサブスク会計の指標を取り上げているため、事業の評価や経営の意思決定に役立てられる。

著者紹介

藤原 大豊(ふじわら ひろよし)
[プロフィール]
㈱三菱総合研究所 主席研究員。専修大学兼任講師。京都大学経営管理大学院修了(MBA)。専門はFP&Aと新規事業開発。とくにVBM(ROICやEVAなど価値創造経営)とサブスク会計に強み。大手住宅設備メーカーでユニットバスの特注設計開発、品質保証、経理(管理会計)、IRを担当した後、ベンチャー企業や上場企業の子会社で室長、役員、代表取締役を経験。㈱サブスクリプション総合研究所在籍時代に取締役兼主席研究員としてサブスクの研究を開始。

青木 章通(あおき あきみち)
[プロフィール]
専修大学経営学部教授。㈱サブスクリプション総合研究所 フェロー。専門は管理会計・原価計算。サービス業の変動価格設定(レベニューマネジメント、ダイナミックプライシング)を中心に研究。主著として、『ケース管理会計』(共著、中央経済社、2017年)、『企業グループの管理会計』(共著、中央経済社、2017 年)、『管理会計』(共著、新世社、2008 年)、等。2022年4月に専修大学の学部生向けに演習科目「サブスク経営」を開講。

担当編集者コメント
☆☆本邦初!「会計」にフォーカスしたサブスク本が誕生☆☆

これまで数多くのサブスク本が出版されてきましたが、本書は会計の視点でサブスクを掘り下げているのが特徴です。

なかでも,サブスクは将来の収益の「予測可能性が高い」という点に注目し,数多くのサブスク会計の指標を取り上げながら,経営や事業の評価や意思決定に役立てられるよう解説しています。

また,本書では会計面をフォローしているのはもちろん,新規事業開発にどうサブスクを活用できるのか,自社の成長にどうつながるか等を,わかりやすい図表を用いながら紹介しています。

MRR,ARR,CAC回収期間法,ユニットエコノミクス,
チャーン,LTVといった会計指標が理解できれば、「儲かるサブスク」につながります!

各章末の練習問題(トレーニング)の解答・解説は、下記よりご覧ください。

◆第1章 サブスクビジネスの概要
◆第2章 技術革新はサブスクをどのように変えたか
◆第3章 サブスクの課金設計
◆第4章 サブスクの会計の基礎
◆第5章 定期収益に関連するサブスク会計の指標
◆第6章 投資採算に関連するサブスク会計の指標
◆第7章 顧客維持に関連するサブスク会計の指標
◆第8章 サブスクの事業開発に関する8つの勘違い
◆第9章 利益につながるサブスクの事業開発
◆第10章 カスタマーサクセスの理屈と経営指標に与える影響
◆第11章 カスタマーサクセスの実践
◆第12章 顧客の分類と最適化
◆第13章 サブスク企業の決算資料を読み解く