企業価値がわかる 財務分析講座

辻本 臣哉

定価(紙 版):2,530円(税込)

発行日:2025/04/22
A5判 / 168頁
ISBN:978-4-502-53681-6

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本の紹介
投資家やアナリストは企業のどこを見ているのか? 経験豊富な著者が何をどのように分析してきたかを設例を交えながらやさしく紹介。ファンダメンタルズ分析の基本がわかる。

目次

第1章 投資家は企業のどこを見ているのか?
1 ROEと株主資本コスト
2 企業は誰のものか? ―株主価値と企業価値―
3 ROEと株価との関係
4 PBR1倍割れ問題とその解決策
5 自社株買いの効果
6 どのような資本構成がよいのか?
7 資本コストの推定
8 投資評価法

第2章 アナリストによる企業分析
1 企業分析のプロセス
2 過去分析における財務諸表分析
3 限界利益分析
4 業績予想のフレームワーク
5 セグメント営業利益の予想
6  損益計算書,貸借対照表,キャッシュ・フロー計算書の予想
7 エクイティ・バリュエーションの分類
8 4つのエクイティ・バリュエーションモデル
9 アナリストによる企業分析のまとめ

第3章 昨今のトピックス
1 ESG投資
2 コーポレートガバナンス
3 エンゲージメント
4 AIと企業分析

著者紹介

辻本 臣哉(つじもと しんや)
[プロフィール]
1989年一橋大学経済学部卒業,東京海上火災保険入社,保険営業を担当する。1991年東京海上MC投資顧問株式会社で,アナリスト業務を開始,その後アナリストのヘッドを務める。2001年明治ドレスナー・アセットマネジメント株式会社に入社。同社調査部長を経て,2007年RCMアジアパシフィック(在香港,現アリアンツ・グローバル・インベスターズ)に,アジア地域(日本を含む)の調査統括として入社。2011年ニッセイアセットマネジメント株式会社に移り,2012年にシンガポールに赴任。2013年から,ニッポン・ライフ・グローバル・インベスターズ・シンガポールCEO。10年以上に渡り,アジア及びグローバルエマージング株を運用する会社を経営する。2023年に帰国し,柏総合研究所を設立。
博士(経営学)。CFA協会認定証券アナリスト。日本証券アナリスト協会認定アナリスト。