独立する公認会計士のための税理士実務100の心得〈第2版〉

森 智幸 著

定価(紙 版):3,080円(税込)

発行日:2026/09/24
A5判 / 224頁
ISBN:978-4-502-59821-0

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本の紹介
公認会計士が独立開業して税務に携わる上で間違いやすい論点、勘違いしやすい論点を見開きで紹介。初版刊行後のアップデートとともに税務で失敗しないチェックリストを追加。

目次

第Ⅰ章 登録・開業編
1 税理士登録は早めに
2 登録前に「税理士」を名乗らない
3 登録前の税務相談は無料でもやらない
4 事務所の住所は公開される
5 オフィスの様式には決まりがある
6 登録時研修を必ず受講する
7 税理士証票・税理士バッジを軽く見ない
8 税理士の付随業務を理解する
9 会計・税務ソフトはよく吟味してから
10 税理士職業賠償責任保険には加入する
11 「ひよこ食い」に用心する
12 税理士紹介会社はまず手数料を調べる
13 HP・SNSには制約がある
14 事務作業の見通しを立てる
15 関連組織の集まりには積極的に参加する
16 他士業との交流を広げる
17 同業者は仲間と考える
18 公認会計士の世界は狭い
チェックリスト

第Ⅱ章 税理士法・綱紀編
19 ダブルフランチャイズはNG
20 名義貸しは絶対ダメ
21 アウトソーシングは禁止
22 スタッフに仕事を丸投げしない
23 テレワークはルールを守る
24 指摘されたら修正すればよいは誤り
25 税務でも「正当な注意義務」の精神を持つ
26 税理士業務処理簿は必ず作成する
27 税務でやらかすと会計士法でも処分
28 会計法人の責任は税理士に帰属する
29 税務でも守秘義務を徹底する
30 他士業との業際問題に留意する
31 業務広告には多くの制限がある
32 営業は業務侵害にならないように
33 会費を滞納しない
34 研修は受講しなくていいわけがない
35 自己脱税は論外
36 情報セキュリティは監査時代の意識で
37 税務相談会には必ず参加する
38 税理士資格に更新手続はない
39 郵便物を間違って捨てない
チェックリスト

第Ⅲ章 税務編
40 自分の理論は通用しない
41 重要性の基準値は存在しない
42 数字は円単位で見る
43 「何とかなるだろう」と考えない
44 保守的な処理はかえってリスクになる
45 年間スケジュールの感覚をつかむ
46 税務手続をいち早く把握する
47 さまざまな税金を押さえる
48 届出書・申請書を軽視しない
49 記帳代行は二重責任の原則とは関係ない
50 マイナンバーは厳重に扱う
51 電子申告は必ず受信通知を確認する
52 電子申告義務の大法人は資本金1億円超
53 e-TaxではPDFで提出できない書類がある
54 税務代理権限証書は必ず提出する
55 書面添付制度で監査の経験を活かす
56 オンライン税務調査に対応する
57 信用できるのは国税庁HPだけ
58 日税連HPにあるひな型を活用する
59 各税理士会HPにあるひな型も活用する
60 決算書は会計ソフトから直接作る
61 契約初年度は時間がかかる
62 法人事業概況説明書は手を抜かずに
63 中小指針・中小要領と会計は違う
64 会計上の見積りの理想と現実を感じる
65 独自の「税務会計」の存在を認める
66 棚卸資産は監査の感覚で検討しない
67 固定資産の減損はほぼ出てこない
68 修繕費は会計と逆の発想になる
69 給与のイメージを改める
70 正論だけで勘定科目を変えない
71 ダメ元の家事費を見逃さない
72 源泉所得税の実務を甘く見ない
73 消費税はとにかく恐ろしい
74 消費税の届出書は厳格に管理する
75 インボイス制度の常識を知る
76 自身のインボイス登録は開業時から
77 お金が動いたら消費税を意識する
78 スタートアップは消費税に落とし穴
チェックリスト

第Ⅳ章 クライアント編
79 契約書は必ず取り交わす
80 事務所の報酬基準を作成する
81 請求書の源泉所得税を間違えない
82 前任税理士からの業務の引継ぎはない
83 訪問のやり方を決めておく
84 資料はなかなか出てこない
85 資料を見せてくれないことがある
86 お預かりした資料はすみやかに返却する
87 納付税額は早くお知らせする
88 情報提供を積極的に行う
89 税務のクライアント対応はスピードが命
90 IT化・デジタル化は自分が使ってみてから
91 税理士はデジタルに弱いと思い込まない
92 金融機関対応を依頼されることがある
93 報酬の不払いに備える
94 知らない分野は詳しい税理士を紹介する
95 無茶振りには乗らない
96 マネー・ローンダリングに注意する
97 「すべてお任せいたします」はあぶない
98 「それは私の仕事ではありません」は禁句
99 業務範囲の見解の相違を生まない
100 寄り添っても独立性を保つ
チェックリスト

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Column 想定どおりにいかなくても「人間万事塞翁が馬」

著者紹介

森 智幸(もり ともゆき)
[プロフィール]
公認会計士・税理士
東京都出身。慶應義塾大学商学部卒業。
神戸の会計事務所、大阪の監査法人、京都の監査法人の代表社員を経て、2019年9月に独立。同年、森 智幸公認会計士・税理士事務所を開業。
株式会社や公益法人の会計・税務・コンサルティングなどを行う。2019年から2025年までPwCあらた有限責任監査法人(現PwC Japan有限責任監査法人)ガバナンス・リスク・コンプライアンス・アドバイザリー部に所属。

〈主な著書〉
『税務の異常点の表れ方と見つけ方』(中央経済社)2024年12月
『現場で使える「会計上の見積り」の実務』(清文社、日本公認会計士協会京滋会編、共著)2022年4月
『「社会福祉充実計画」の作成ガイド』(中央経済社、平安監査法人編、共著)2017年3月
その他、『税務弘報』(中央経済社)、『税経通信』(税務経理協会)、『企業実務』(日本実業出版社)、『月刊公益』(全国公益法人協会)、『プロフェッションジャーナル』(プロフェッションネットワーク)で連載中の「税務必敗法」など雑誌への寄稿多数

〈主な役員・委員歴〉
日本公認会計士協会租税調査会・租税政策検討専門委員会専門委員
一般財団法人会計教育研修機構実務補習協議会 実務補習カリキュラム・教材・考査検討委員会税務分科会委員
近畿実務補習所運営委員会専門委員
近畿税理士会業務対策部部員
一般社団法人研友会相談役
京都市各局の委員会の委員