- 本の紹介
- 国際ビジネス分野で過去35年間に出版された「読むに値する」重要文献50冊を英国レディング大学のラグマン教授が独自の視点で分析した書評集。著作の内容と価値・貢献をコンパクトに解説。
目次
ラグマン教授の国際ビジネス必読文献50撰
目次
日本語版に寄せて
はじめに
イントロダクション
PartⅠ 多国籍企業の理論
PartⅠ 概 説
1 多国籍企業
J. ダニング編
2 多国籍企業の経済理論
F. ニッカバッカー
3 多国籍企業の組織と所有政策:グローバル構造を超えて
J. ストップフォード = L. ウェルズ Jr.
4 多国籍企業と移転価格設定:
ヒューリスティック・プログラミング・アプローチと事例研究
L. ニーケルズ
5 多国籍企業の将来
P. バックレー = M. カソン
6 多国籍企業と国際技術移転の資源コスト
D. ティース
7 国際ビジネスの文献目録
M. ブルーク = M. ブラック = P. ネビル
8 国際ビジネスにおける政治リスク:多国籍企業の投資行動
L. タンネル
9 多国籍企業を襲う嵐:政治・経済的緊張の真因はなにか
R. バーノン
10 多国籍企業論
S. ハイマー
11 米国多国籍企業の海外研究開発
R. ロンスタッド
12 欧州における国際ビジネス研究
M. ガートマン = J. レオンチアード
13 多国籍企業:ラディカル・アプローチ
S. ハイマー = R. コーヘンほか編
14 技術ライセンシングと多国籍企業
P. テレシオ
15 多国籍企業の世界要覧
J. ストップフォード = J. ダニング = K. ハーベリッチ編
16 多国籍企業
S. ラル
17 多国籍企業の経営管理
D. ルーテンバーグ
18 80年代の多国籍企業
C. キンドルバーガー = D. オードリッチ
19 多国籍企業と経済分析
R. ケイブス
20 多国籍企業論探訪
C. キンドルバーガー
21 第三世界の多国籍企業:
発展途上国からの海外直接投資の台頭
L. ウェルズ Jr.
22 国際戦略とライセンシング:計画および交渉のための指針
F. コントラクター
23 追いつめられるグローバル資本主義
J. ダニング
24 政治と国際投資
W. ヘニス
25 地球市場時代の企業戦略:
トランスナショナル・マネジメントの構築
C. バートレット = S. ゴシャール
26 国の競争優位
M. ポーター
PartⅡ グローバリゼーションと経済統合
PartⅡ 概 説
27 従属か自立か:インドにおける外国コンピュータ産業との経験
J. グリーコ
28 トランスナショナル独占資本主義
K.コーリング = R.サグデン
29 ドイツビジネスは死なず:混迷の時代に挑む男たちの最前線
P. グロウチェビッチ
30 グローバリゼーションと文化
J.トムリンソン
31 グローバリズムとニュー・リージョナリズム
B. ヘトゥネ = A. イノタイ = O. サンケル編
32 グローバリゼーションとアジア太平洋:争われた領地
K. オルズ = P. ディッケン = P. ケリー = L. コング = H. ヨン編
33 グローバリゼーション批判論:政治経済学の視点から
R. ジャーマイン編
34 グローバル資本主義
R. ギルピン
35 グローバリゼーションの政治経済学
N. ウッズ編
36 グローバル・トランスフォーメーション:政治・経済・文化
D.ヘルド = A.マグルー = D.ゴールドブラット = J.ペラトン
37 新・資本論
大前研一
38 波を支配する:発見のサイクル羅針盤時代からインターネット
時代に至る混乱と富
D. スパー
39 グローバル優位性を求めて:
グローバル展開をグローバル競争優位性へ転化する
V. ゴヴィンダラジャン = A. グプタ
40 世界を不幸にしたグローバリズムの正体
J. スティグリッツ
41 グローバリゼーションを統治する:
パワー,権限,グローバル・ガバナンス
D. ヘルド = A. マッグルー編
42 コークの味は国ごとに違うべきか
P. ゲマワット
PartⅢ 多国籍企業への規制:市民社会と開発
PartⅢ 概 説
43 多国籍企業と社会の変化
D. アプター = L. グッドマン編
44 外資系企業の参入に対する政府規制:15ヵ国の調査研究
R. ロビンソン
45 多国籍企業の国際課税問題
J. アダムス = J. ホエイリー
46 多国籍企業・国家・労働組合:欧州の視点から
G. ヘドランド = L. アッターバック
47 米国の多国籍企業と米国の国益
C. バーグステン = T. ホースト = T. モラン
48 歪曲か開発か:多国籍企業の開発効果を巡る論争
T. ビアースティカー
49 小国の多国籍企業
T. アグモン = C. キンドルバーガー編
50 誤った敵との闘い:反グローバル活動家と多国籍企業
E. グラハム
結 び
謝 辞
日本語版特別付録/日本における国際ビジネス研究の系譜と展望
監訳者あとがき
著者プロフィール
アラン・M・ラグマン
<監訳者紹介>
江夏健一
太田正孝
桑名義晴
<訳者紹介>
佐藤幸志
竹之内秀行
山本崇雄
ほか