リスクマネジメントの実務―ISO31000への実践的対応
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- リスクマネジャーがISO31000に基づいて取り組みを進める際に役立つ手法やアイディアを提供。事業継続管理(BCM)についても、地震を対象とした対応策を解説。
目次
リスクマネジメントの実務
─ISO31000への実践的対応─
目次
はじめに
第Ⅰ編 リスクマネジメント
第1章 リスクマネジメントとは
1 企業経営とリスクマネジメント
2 リスクマネジメント原則
第2章 リスクとは
1 リスク概念
2 リスク分類について
3 リスクの性質と気づきの重要性
第3章 リスクマネジメントの枠組み
1 リスクマネジメントの枠組みと内部統制
2 内部統制システム
3 内部統制と統合したリスクマネジメントの枠組み
第4章 リスクマネジメントプロセス
1 リスクマネジメントプロセスの全体像
2 組織状況の確定(構築フェーズⅠ)
3 リスクの特定(構築フェーズⅡ)―リスクサーベイ
4 リスク分析・評価(構築フェーズⅢ)
5 リスクマネジメントプロセスの展開(構築フェーズⅣ)
第5章 リスクマネジメントを支える仕組み
1 組織体制
2 教育・訓練
3 記録・文書
4 リスクコミュニケーション
【章末事例】リスクマネジメントマニュアルモデル例
第6章 リスク定量化と企業価値経営
1 リスク定量分析
2 リスク資本
3 株主価値経営の展開
第7章 リスクファイナンシング
1 リスクファイナンシングの位置付け
2 契約等によるリスクファイナンシング
3 保険
4 保険プログラムの構築
5 キャプティブ
6 リスクマネージャーの役割
第Ⅱ編 事業継続管理(BCM)
第8章 事業継続管理(BCM)とは
1 事業継続管理(BCM)の基本的事項
2 BCMを巡る動き
第9章 BCM体制構築の実践的対応
1 BCM体制構築のプロセス
2 推進体制(構築フェーズⅠ)
3 リスクアセスメント(構築フェーズⅡ)
4 事業影響度分析(構築フェーズⅢ)
5 財務インパクト分析(構築フェーズⅢ- 2 )
6 事業継続管理・BCM文書整備(構築フェーズⅣ)
7 教育・訓練(構築フェーズⅤ)
8 モニタリング・レビュー(構築フェーズⅥ)
【章末事例①】事業継続管理規定(BCM)モデル例
【章末事例②】事業継続計画(BCP)モデル例
索 引
著者プロフィール
内田知男(うちだ ともお)
1973 年 一橋大学商学部卒業。
住友銀行に入行。
経済調査部長,企画部金融調査室長,三井住友銀行経営企画部部長を経て,銀泉リスクソリューションズ株式会社(旧社名 銀泉保険コンサルティング株式会社)取締役社長,取締役理事長としてリスクマネジメントコンサルティングング業務に従事。
この間,慶応義塾大学SFC,大分大学経済学部(非常勤講師),関西学院大学経済学部(非常勤講師)名古屋商科大学大学院MBA(非常勤講師)の諸大学にて「企業のリスクマネジメント論」,「内部統制とリスクマネジメント論」などの講義を実施。
財務省「財政制度等審議会専門委員」,経済産業省「リスク管理・内部統制研究会委員」を歴任。
危機管理システム研究学会理事,日本リスクマネジメント学会,ソーシャルリスクマネジメント学会会員。
公認内部監査人(CIA),BCMS 主任審査員,BCI 会員。
- 担当編集者コメント
- 日本リスクマネジメント学会優秀著作賞を受賞しました。