世界で勝ち抜くためのグローバル人材の育成と活用
- 書籍品切れ中
- 本の紹介
- 新興国を中心とした海外への事業展開が本格化するに伴い、各社が力を入れ始めた「グローバル人材」の育成。本書では、グローバル人材の採用から活用までのポイントを解説。
目次
世界で勝ち抜くための
グローバル人材の育成と活用
目次
第1章 グローバル人事戦略 ~人を通じた組織のグローバル化
1 人材グローバル化が人ごとから自分ごとになっている
⑴ 進む事業のグローバル化
⑵ 本格的なグローバル人事の時代へ
2 多様な人材の力を束ねるプラットフォームとしてのグローバル人事
⑴ グローバル人事を考える枠組み
⑵ テーマ1「グローバル・リーダーの育成」
⑶ テーマ2「現地化」
⑷ テーマ3「内なる国際化」
⑸ テーマ4「共通基盤の構築」
3 グローバル人事戦略立案のノウハウ
⑴ ケース・スタディ1 基本編
戦略立案ステップ1 現状分析と課題整理
戦略立案ステップ2 方針立案
戦略立案ステップ3 施策立案
戦略立案ステップ4 ロードマップ策定
⑵ ケース・スタディ2 補論:海外企業買収の人事戦略
海外企業買収のケース① 役員報酬
海外企業買収のケース② ポスト・マージャー・インテグレーション
4 まとめ
第2章 海外人材の採用
1 採用を取り巻く外部環境① —日本における総人口推移
2 採用を取り巻く外部環境② —留学生の増加
3 外国人留学生の特性
⑴ 留学生はなぜ日本を選んだのか?
⑵ 留学生の意識─「日本で働くのは3年」
⑶ 留学生の特徴的なスキル
4 採用状況
5 企業における外国人材の採用と活用パターン
⑴ 本社にて活用を行うために外国人留学生を採用する
“留学生活用型”
⑵ 本社にて活用を行うために海外の外国人を採用する
“助っ人活用型”
⑶ 海外にて活用を行うために外国人留学生を採用する
“グローカル採用型”
⑷ 海外にて活用を行うために海外拠点で外国人(?)を採用する
“ローカル採用型”
6 採用プロセスについて
⑴ 留学生採用
⑵ 海外学生採用
⑶ 海外拠点の採用
7 まとめ
第3章 グローバル人材の育成(選抜〜配置〜アセスメント)
1 誰を,育成するか?
2 日本企業がグローバル人材育成で直面している現実
⑴ 「日本企業をあえて選択する人材は減っている」現実を前提に
⑵ 「全社員を等しく育成することはできない」という割り切り
⑶ ダイバーシティの必要性
3 グローバル人材に求められる要件とは
⑴ 専門性
⑵ リーダーシップ(コンピテンシー)
⑶ 外交力
4 日本企業でグローバル人材が不足している理由
⑴ 専門性
⑵ リーダーシップ(コンピテンシー)
⑶ 外交力
5 今後のグローバル人材育成のポイント
⑴ 出来上がりをイメージした育成
⑵ 必須となる人材選抜
⑶ 「キャリアパス」ではなく「キャリアトレイル」
⑷ グローバル全体の社員のことを考える
6 各ステップの方法論と事例
⑴ 選 抜
⑵ 育成方法(On-JT/Off-JT)
⑶ 育成施策の体制とアセスメント
7 「5年5場」で考える育成
8 事例紹介
事例紹介① マースジャパン(MARS JAPAN)
事例紹介② 国内設備メーカーB社
事例紹介③ 欧米系消費財メーカーC社
事例紹介④ 国内プラント建設D社
第4章 人事制度のグローバル化
(グローバル等級・評価・報酬制度)
1 グローバル人事制度の検討で陥りやすい失敗
2 検討の進め方
⑴ どこから手をつけるか
⑵ グローバル人事制度の型
⑶ グローバル人事制度の適用対象
3 グローバル人事制度のコンテンツ
⑴ グローバル等級制度(グローバル・グレーディング)
⑵ グローバル評価制度
⑶ グローバル報酬制度
4 グローバル人事制度の効果的な使い方
⑴ 日本企業のとるべき選択肢
⑵ グローバル組織としての一体感の醸成
⑶ グローバルレベルでのPDCA の強化
⑷ 適材適所の人材配置
⑸ 国際間異動の円滑化
第5章 職場のグローバル化
1 このままでは生き残れないという危機意識
2 ホラーストーリー
3 グローバル視点で見ると,日本の職場はどのようなところか
⑴ グローバル化したのは海外拠点だけ
⑵ 「日本人の働き方は特殊である」という事実
4 本社のグローバル化は必要か
5 職場のグローバル化への壁─現状の問題点
⑴ 英語化
⑵ 仕事の進め方
⑶ キャリア管理
6 外国人社員が働きやすい職場にするための工夫
7 大久保小学校にみるグローバル化の縮図
著者プロフィール
【編者紹介】
デロイト トーマツ コンサルティング
デロイト トーマツ コンサルティング(DTC)は国際的なビジネスプロフェッショナルのネットワークであるDeloitte(デロイト)のメンバーで,有限責任監査法人トーマツのグループ会社です。
DTC はデロイトの一員として日本におけるコンサルティングサービスを担い,デロイトおよびトーマツグループで有する監査・税務・コンサルティング・ファイナンシャル
アドバイザリーの総合力と国際力を活かし,日本国内のみならず海外においても,企業経営におけるあらゆる組織・機能に対応したサービスとあらゆる業界に対応したサービスで,戦略立案からその導入・実現に至るまでを一貫して支援する,マネジメントコンサルティングファームです。
1,000人規模のコンサルタントが,国内では東京・名古屋・大阪・福岡を拠点に活動し,海外ではデロイトの各国現地事務所と連携して,世界中のリージョン,エリアに最適なサービスを提供できる体制を有しています。
Deloitte(デロイト)は監査,税務,コンサルティングおよびファイナンシャル アドバイザリーサービスをさまざまな業種の上場・非上場クライアントに提供しています。
全世界150ヵ国を超えるメンバーファームのネットワークで,ワールドクラスの品質と地域に対する深い専門知識により,いかなる場所でもクライアントの発展を支援しています。
デロイトの約170,000人におよぶ人材は“standard of excellence”となることを目指しています。
Deloitte(デロイト)とは,デロイト トウシュ トーマツ リミテッド(英国の法令に基づく保証有限責任会社)およびそのネットワーク組織を構成するメンバーファームのひとつあるいは複数を指します。
デロイト トウシュ トーマツ リミテッドおよび各メンバーファームはそれぞれ法的に独立した別個の組織体です。
その法的な構成についての詳細はwww.tohmatsu.com/deloitte/ をご覧ください。