- 本の紹介
- 法学部の初学者向けテキスト。会社法・取引法から独占禁止法・知的財産法まで、ビジネス上の法律知識の基本をわかりやすく解説する。より深く法律を学ぶための第一歩に最適。
目次
現代企業法入門〈第4版〉
目次
第1章 企業の意義―会社とは、どのようなものか―
1 個人企業と法人企業 ……ほか
第2章 会社の所有者―株主と株主総会―
1 株主の権利 ……ほか
第3章 会社の経営―会社のマネージメント―
1 取締役・取締役会の意義 ……ほか
第4章 会社の資金調達―新株予約権や金庫株って何だろう―
第5章 会社の計算―ガラス張りの企業経営―
1 情報開示の大切さ ……ほか
第6章 企業買収―ライブドアvsフジテレビから考える―
第7章 会社組織の再編―持株会社や会社の合弁・分割とは何だろう―
1 企業支配と親子会社法制 ……ほか
第8章 会社の倒産と再建―経営悪化の後にあるものは―
第9章 ベンチャー企業―ビジネス・アイデアを起業で実現―
第10章 会社にかかる税金―なぜ法人成りは有利なのか―
第11章 商取引と代理制度―商売はひとりではできない―
1 営業活動における他人の労力の使用 ……ほか
第12章 手形の仕組み―約束手形とはどういうものだろう―
1 商取引と金銭債権の利用 ……ほか
第13章 手形行為―手形署名を軸として手形法の基本問題を眺めてみよう―
1 手形行為と署名 ……ほか
第14章 手形法の諸問題―『白昼の死角』を題材として―
第15章 小切手―支払いの用具としての小切手―
1 小切手制度の起源 ……ほか
第16章 普通取引約款―電車に乗るとき、契約を結んでいる!?
第17章 運送取引―宅配便や電車・バス・船舶運送の仕組み―
1 運送の区分 ……ほか
第18章 消費者取引―割賦販売・通信販売等をじょうずに利用するための法律知識―
1 消費者取引と消費者法 ……ほか
第19章 保険と保険業―少ない負担で大きな補償を得る制度―
1 保険の必要性:危険の克服
第20章 銀行業―虎の子の預金は大丈夫?―
第21章 荷為替信用状―国境を越えたモノ・カネの流れ―
1 為替手形の出現 ……ほか
第22章 公正取引―カルテルはなぜ禁止されるのか―
1 経済憲法・独占禁止法とカルテル ……ほか
第23章 知的財産法―産業発展の原動力―
1 知的財産とは ……ほか
著者プロフィール
<編著者紹介>
淺木愼一(あさぎ しんいち)
1992年 神戸学院大学法学部助教授。1995年 神戸学院大学法学部教授。2001年 明治学院大学法学部教授。<主著>『日本会社法成立史』(信山社出版)、『手形法・小切手法入門』(中央経済社)、『商法総則・商行為法入門(第2版)』(中央経済社)、『新会社法入門』(信山社出版)
岡田豊基(おかだ とよき)
1984年 神戸大学大学院法学研究科博士後期過程単位取得退学、鹿児島大学法文学部助教授。1987年 神戸学院大学法学部助教授。1993年 神戸学院大学法学部教授。<主著>『企業取引法入門』(共編著・中央経済社)、『保険法』(中央経済社)、『請求権代位の法的性質(1)~(3・完)」『損害保険研究』62巻2号~4号
川口恭弘(かわぐち やすひろ)
1987年 愛媛大学法文学部専任講師。1990年 愛媛大学法文学部助教授。1991年 神戸学院大学法学部助教授。1999年 神戸学院大学法学部教授。2000年 同志社大学法学部教授。<主著>『米国金融規制法の研究』(東洋経済新報社)、『日本の会社法(新訂第8版)』(共著・商事法務)、『現代の金融機関と法』(中央経済社)、『証券取引法』(共著・青林書院)