- 本の紹介
- 人と国家との関係、売買・金銭貸借、夫婦・親子等の身分関係、医療・社会福祉など、社会生活の基本となる法律の仕組みを平明に説く。17年改正及び近時の動向を織り込む新版。
目次
現代の法学入門〈第4版〉
目次
第1章 法の基本原理
1 序論―法学を学ぶ必要性
2 法の概念―法とは何か
3 法と他の社会規範
4 法の目的・理念 ……ほか
第2章 日本国憲法と統合制度
1 近代憲法の成立と展開
2 天皇
3 平和主義―戦争の放棄
4 統治組織と作用 ……ほか
第3章 日本国憲法と基本的人権
1 基本的人権総説
1-1 近代自然権論の意義と役割 ……ほか
2 基本的人権各説 ……ほか
2-1 包括的基本権 ……ほか
第4章 現代の財産法
1 財産法とは何か
2 財産取引の総則
3 財産取引と契約法
4 財産取引と不動産法 ……ほか
第5章 変わりゆく家族と自己決定
1 家族と法
2 憲法の理念と家族法
3 自己財産の処分と相続制度
第6章 現代の商法・会社法
1 商法とは何か
2 商法総則・商行為法
3 会社法
第7章 国家刑罰権と人権
1 国家刑罰権―国家はなぜ人を罰することができるのか
2 犯罪の成立要件―犯罪が成立するにはどのような要件が必要か
3 犯罪遂行の形態―犯罪とされる行為にはどのような形態があるか
第8章 現代の労働法
1 現代社会と労働法
2 個別的労働関係法
3 集団的労働関係法
4 労働協約の法的関係 ……ほか
第9章 現代の社会保障法
1 社会保障法の役割
2 社会保障法の内容
3 社会保障の概観
4 社会保険 ……ほか
第10章 現代の法と裁判
1 裁判とは何か
2 民事手続法と民事裁判
3 刑事訴訟法と刑事裁判
著者プロフィール
<編著者紹介>
山上賢一(やまがみ けんいち)
京都大学大学院、憲法・社会保障法専攻。法学博士。高知医科大学教授、佛教大学教授等を歴任。ヴィクトリア大学客員教授。藍野大学。弁護士。<主著>『ニュージーランド社会保障制度の研究』(八千代出版)、『日本の社会保障制度』(中央経済社)、『福祉行政の視点』『福祉―その理念と課題―』(以上 嵯峨野書院刊)、『現代中国法の基礎と実務』(中央経済社)、『スウェーデンの社会保障制度』(訳書・八千代出版)、『憲法講義』(編著・中央経済社)、『社会保障行政法』(共著・有斐閣)、『社会保障法』(共著・有斐閣双書)