- 本の紹介
- 戦略マップを活用した関与先の業績アップ術を具体的事例により解説。ＤＭＭ・ＳＷＯＴ・バリューカーブを交え、経営状態を可視化することにより関与先の理解を深める。
目次
税理士の戦略マップⅡ
見える化で関与先との親密性アップ
目次
はしがき
第1部 激変する税理士の顧客とそのニーズ
第１章 変容する税理士の顧客マーケット
1.1 関与先の環境分析の必要性
1.2 ここ数年で，環境が大きく変化している
1.3 廃業する企業と個人事業主
1.4 後継者の存在の有無
1.5 売上の減少
1.6 景気低迷で利益が出ない
1.7 資金繰り，借入れのための決算書
第2章 関与先が求める新たな税理士サービス
2.1 「中小企業の景況調査報告書」に見る経営課題
2.2 関与先が税理士に求めるニーズ
2.3 税理士のコンピタンスに配慮した新たなサービス
第2部 税理士に求められる関与先に対する新たな価値提案
第3章 税理士の経営支援業務に役立つ４つのツール
3.1 税理士が経営支援業務に使うツール
3.2 DMM（ダイヤモンド・マンダラ・マトリックス）
3.3 SWOT分析
3.4 バリューカーブ
3.5 戦略マップ
3.6 戦略マップを核として４つのツールを関連付ける
第4章 税理士に求められる経営助言能力
4.1 経営助言能力の種類
4.2 求められる能力とツールとの関係
4.3 ファシリテーション
おわりに
第3部 税理士の実体験に基づくケーススタディ
第5章 DMMを使った経営改善（DMMの蕎麦屋への活用例）
5.1 本章の目的
5.2 プロローグ─社長のひとりごと─
5.3 STEP１ 環境分析
5.4 STEP２ 機能のプロット
5.5 STEP３ 機能の見直し
5.6 STEP４ コントロールポイントの発見
5.7 STEP５ 改善策とKPI
5.8 STEP６ モニタリングと改善
5.9 エピローグ ─ツールからシステムへ─
第6章 SWOT 分析による現状把握と改革提案
（SWOT分析の飲食店への適用例）
6.1 本章の目的
6.2 プロローグ
6.3 STEP１ ブレインストーミング
6.4 STEP２ ブレインストーミングの内容整理
6.5 STEP３ SWOTマッピング
6.6 STEP４ SWOT追加要素
6.7 STEP５ SWOTクロス分析（対応策を考える）
6.8 STEP６ CSF抽出と優先順位
6.9 エピローグ
第7章 バリューカーブを活用して顧客の希望を叶える
（バリューカーブの製造業への適用例）
7.1 本章の目的
7.2 プロローグ
7.3 STEP１ 現状のバリューカーブの作成
7.4 STEP２ バリューカーブの分析
7.5 STEP３ 新たなバリューカーブの作成
7.6 エピローグ
第8章 戦略マップで経営戦略を可視化する
（戦略マップの製造業への適用例）
8.1 本章の目的
8.2 プロローグ
8.3 経営の現状を可視化する
8.4 戦略的整理 今ある経営戦略を可視化する
8.5 経営環境の変化と新たな経営戦略の必要性
第9章 経営戦略の創造
（戦略マップを使って経営戦略を策定する全過程の事例）
9.1 本章の目的
9.2 プロローグ
9.3 経営戦略を策定するステップ
9.4 経営戦略策定に関するその他の留意点
参考文献
あとがきにかえて
著者プロフィール
■編著者紹介
松原恭司郎（まつばら きょうしろう）
キュー・エム・コンサルティング有限会社http://www2.ocn.ne.jp/̃qmc/）取締役社長。
公認会計士，情報処理システム監査技術者。
現在，中央大学専門職大学院（国際会計研究科）特任教授，東北福祉大学（総合マネジメント学部）兼任講師を務める。
国際会計事務所系コンサルティング会社などを経て1992年に独立。
バランス・スコアカードを活用した戦略マネジメントと，戦術マネジメントとしてのＳ＆ OP プロセスを２本柱と位置付け講演，研修，アセスメント，コンサルティングを行っている。
BSC フォーラムを2001年に設立し，2010年まで会長（現，顧問）を務める。
BSC関連の著訳書に
『松原流：戦略マップ／ BSC 実践教本』2010，
『バランス・スコアカード経営』’00以上日刊工業新聞社，
『バランス・スコアカード経営なるほどＱ＆Ａ』（共編著）’02，
ニーブン著『ステップ・バイ・ステップ バランス・スコアカード経営』（訳）’04，
『バランス・スコアカード経営実践マニュアル』（共編著）’04，
『税理士の戦略マップ』（共編著）’07以上中央経済社がある。
