Webマガジン
2020年12月に、中央経済社の「ビジネス専門書Online」がリニューアルしました。これを機に、読者の皆様が本を選ぶ際に参考としていただければ...!との思いをもとに、テーマごとに数点ずつ本を選んで担当編集者のコメントとともにご紹介する特集を掲載していくこととしました。
記念すべき第1回目の特集では、中央経済社の歴史を物語り、現在も読み継がれている本をご紹介します。大学の講義で、資格試験の勉強で、あるいは実務の傍らにと、過去に愛読された方もいらっしゃるのではないでしょうか。担当編集者に本の歴史や編集の秘話を語ってもらいましたので、ぜひご覧ください。
「検定簿記講義」シリーズ
Q1 書籍はいつ頃から発刊されていますか。
『検定簿記講義』の初版刊行は1956年です。1954年に第1回試験が施行された日商簿記検定試験のテキストとして刊行されました。1976年には、問題集の役割を担う『検定簿記ワークブック』を姉妹書として刊行し、簿記の学習書として60年以上におよぶ歴史があります。...続きを見る
『財務会計講義〈第21版〉』
Q1 書籍はいつ頃から発刊されていますか。
第1版第1刷は1994年12月発行ですので、この12月で26年になります。
Q2 平易に本の内容をご紹介ください。
書名のとおり、財務会計の全体像を解説したテキストです。近年財務会計の領域は次々と新設・改訂される会計基準等の影響を受けてボリュームが大きくなっていますが、本書は全体を網羅しつつ本文420頁に凝縮している点が大きな特徴です。...続きを見る
「国税の法規通達集」シリーズ
Q1 書籍はいつ頃から発刊されていますか。
1953年(昭和28年)9月に『法人税法規集』と『所得税法規集』が刊行されたのが嚆矢として、翌年には、『法人税取扱通達集』『所得税取扱通達集』『相続税法・国税徴収法・印紙税法・登録免許税法・法規集』が続きます。...続きを見る
『「会社法」法令集〈第十二版〉』
Q1 書籍はいつ頃から発刊されていますか。
平成に入りいろいろな法律がカタカナ文語体からひらがな口語体に直されていきましたが、会社法制においても、それまでの商法第2編(会社法)、有限会社法、商法特例法をまとめ、言葉においても実質についても"現代化"することが法制審議会において議論され、平成16年12月に要綱案が公表、次いで、平成17年の通常国会に法案が上程されました。...続きを見る
『経営学を楽しく学ぶ Ver.4』
Q1 書籍はいつ頃から発刊されていますか。
ご覧の通り、初版(第1版第1刷)の発行は、1990年5月です。ちょうど30年前になりますね。本書のすごいところは、この刷数(「○刷」の箇所)ですね。これは、内容を変更せずに、そのまま重版(増刷ともいいます)をした回数ですが、第1版は2002年の改訂版(第2版;New Version)が出るまでに、72刷もしているんですよ!...続きを見る