特集バックナンバー
コロナ禍で迎える二度目の決算。企業経営に携わる皆さんは、さまざまな悩みを抱えているのではないでしょうか。「基本から実務を確認したい」「コロナ禍の決算で特に注意すべきことって？」「決算を終えても、すぐに法人税の申告だ...」「確認しておくべき会計基準等の改正って？」「決算で経営状態の悪化を目の当たりにした」......。解決に繋がりそうな弊社の書誌をご紹介します。
決算を経て見えてきた経営課題もあるのでは。赤字対応のための手段として検討され得る、助成金や還付請求など手続の進め方・雇用調整の検討・戦略的事業承継に関する書籍をご紹介します。
助成金申請・還付請求
『図解・表解 純損失の繰戻しによる還付請求書の記載チェックポイント―Withコロナ時代に知っておくべき還付請求手続』
「純損失の金額の繰戻し還付請求」を一から理解するにはこちら。コロナ禍で事業環境が変化している今こそ、各種書類の記載例とあわせて詳しく解説している本書で、整理してはいかがでしょうか。
第1部「制度解説編」では、「純損失の金額の繰戻し還付請求」制度の適用手続と還付請求書の書き方について、図解とともに詳解しています。
第2部「記載例編」では、具体的な事例をご紹介。
1. 一般的な純損失の金額の繰戻し還付の事例
2. 事業を「廃止」または「譲渡」、「休止」した場合の事例
3. 事業者の死亡による事例
4. 退職所得や分離課税の課税所得がある場合、税額控除や平均課税がある場合などの特殊な事例
これら事例について、純損失の金額の繰戻し還付請求を行う場合の「純損失の金額の繰戻し還付請求書」の記載手順と各年分の確定申告書などとの関係をわかりやすく整理しています。
天池 健治 ・佐々木 信義 著
定価：2,200円（税込）
ISBN：978-4-502-36341-2
人事労務
『労使トラブルを防ぎ、自社内で解決！不況に対応する「雇用調整」の実務』
新型コロナによる影響や不況期に対応する各種雇用調整の方法について、適法かつ労働者に配慮して遂行する実務を解説しています。
自宅待機、転勤、出向・転籍、賃金等労働条件引下げ、退職や解雇等各種雇用調整の手法を体系的に網羅しています。
雇用調整を進めるうえで、社員とのトラブルは避けたいはず。雇用調整助成金や失業給付の受給方法を社員へ伝えるポイントなど、社員への配慮を示すためのアドバイスも記載しています。
布施 直春 著
定価：3,520円（税込）
ISBN：978-4-502-37661-0
事業承継・M&A
『アフターコロナの戦略的事業承継「Ｍ＆Ａ」』
中小企業の多くが抱える後継者不足の課題。一方で、事業承継を促進するための様々な施策が、コロナ禍で減速しています。そこで、これからの事業承継成功のカギをＭ＆Ａに求めたのが本書です。
コロナ禍がこれから企業経営に与える影響を考察したうえで、事業承継・M＆Aに関する積極的な方策を、具体例とともに多面的に紹介、提案、検討しています。
著者が実際に行った事例やまさに進行中の事業承継コンサルティング事例の数々も参考になるはずです。
変化の時代にはＭ＆Ａによる新たな血がマッチするかもしれませんよ。
長谷川 佐喜男 著
定価：2,750円（税込）
ISBN：978-4-502-36321-4