【編集部活動報告】『企業会計』2021年2月

企業会計

 企業会計に携わる皆様、いかがお過ごしでしょうか。3月も半ばとなり、徐々に暖かくなってきましたね。コロナ禍はまだ治まりそうもありませんが、気温が上がるとやはり落ち着きます。
 さて、これまでは編集部がどのような思いを持って雑誌編集に取り組んでいるかを知っていただきたく、雑誌ホームページにて編集後記を公開していました。これからは本サイトにて編集後記を公開するとともに、発行した雑誌や配信したコンテンツ等についてまとめてお知らせいたそうと思います。
 『企業会計』編集部は2021年2月1日~28日に、次のような雑誌の発行・コンテンツの配信を行いました。


2月3日(水)

 中央経済社HP【ビジネス専門書Online】(当サイト)にて『企業会計』関連コンテンツ記念すべき第1弾「【会計情報はここまで活かせる!】『企業会計』2021年3月号特集」を配信。
 編集部に「いい感じにコンテンツを作るように(超訳)」というお達しがあり、さしあたり特集のサマリーを公開しようと作ったもの。Twitterと違い文字数制限がないので発信できる情報の幅が広がったと感じます。今後も色々ご提供していきたいです。


2月4日(木) 3月号発売

 年末から年始にかけていただいたお原稿をもとに、1月半ばに下版。年明け早々緊急事態宣言が再発令され、引き続いてテレワークを交えた作業となりました。




  • 『企業会計』2021年3月号
  • 『企業会計』2021年3月号
    定価:2,710円(税込)
    発売日:2021/02/04
    特集:データマーケティングの進化
    特別企画:コロナによる減損処理への影響

2月9日(火)

 当サイトにて「【大河ドラマ直前】『企業会計』渋沢栄一関連バックナンバー紹介」を配信。
 渋沢栄一を主人公とする大河ドラマ『青天を衝け』が14日(日)より放送開始。コロナ禍における制作だったと思われ脱帽です。第一回の冒頭、渋沢栄一と徳川慶喜の邂逅は迫力がありました。


2月16日(火)

 当サイトにて「【コロナ禍2年目の減損は⁉】『企業会計』2021年3月号特別企画」を配信。
 こちらは特別企画のサマリー。


2月半ば

 下版(げはん)。それは雑誌における最後の編集作業のこと。2月は日が少ないためいつもより早めの進行になるも、何とか突破。ちなみにこれまでは印刷所に伺って直にやり取りをしながら進めていましたが、昨年春より会社での作業に変更。あれから約1年。当初は体制が整わず手間取ることもあったが今となっては慣れたものです。試行錯誤の蓄積は大事。


2月18日(木)

 当サイトにて「【記述情報...いかに?】金融庁「記述情報の開示の好事例集2020」を追加・公表」を配信。
 金融庁の公表物にまつわるバックナンバーや関連書籍を紹介。ときに、リニューアル前のホームページに「トピックス」という欄があったことを覚えている方はどのくらいいらっしゃるのでしょうか。








2021年4月号 編集後記

▽新型コロナウイルスが話題になり始めてから約1年。特に大きな変化といえばテレワークで、弊誌でも度々取り上げてきました。同じく取り沙汰されるテーマでも「DX」に切り込んだ今号特集。優先度が低かったわけではなく、「会計のDXって、結局なに?」という疑問が長らく渦巻き、トピックを定めるまで七転八倒していたのです。極論すれば算盤→電卓もデジタル化の1つといえますが、読者の皆様が求めているのはもっと先。幅の広い概念であるだけに、実務において実態を伴わせるには「表面的な標語に踊らされず、冷静にその動向を注視する」(坂上稿、21頁)ことが必要。生みの苦しみをたっぷり味わった今号特集、きっとお役に立てるはずです。
▽「いきなり来た!」と当初は五里霧中だったコロナ対応も、丸1年を共に過ごしてわかってきたことも。弊誌では「決算」(21年2月号)や「減損処理」(21年3月号)など様々な切り口で問題解決の糸口をご提供してきました。一方で、前々から「来るぞ!」といわれていたテーマも忘れてはいけません。たとえば「KAM」(20年11月号)、そして今号特別企画で取り上げた「収益認識会計基準」。対応にあたっては「実際の会計処理の際に混乱が生じないよう(中略)論点ごとに再検討し、万全を期す」(代田稿、88頁)ことが重要。バックナンバーを含め、弊誌をご活用ください。
▽2021年1月より弊社HP「ビジネス専門書Online」にて多様なコンテンツの配信が本格化。TwitterやYouTubeに加え、編集部員が(多少)自由に情報発信できる手段が増えました。さしあたり特集のサマリーやテーマごとにバックナンバーをご紹介しています。Twitterより分量があり雑誌より配信タイミングに融通が利くという特長を活かし、今後は何を出していこうか...と色々画策しています。本誌共々、ご期待ください。



次号予告

◇『企業会計』2021年5月号のご案内
〈特集〉どんな環境でも活躍できるハイブリッド経理人材の育成
 ・求められる「経理人材像」
 ・経理人材の専門性と育成制度
 ・対面方式を組み合わせた人材育成
 ・経営者・監査役・会計士の期待
(タイトル・テーマは予告なく変更する可能性がございます。)


 3月も『企業会計』編集部そして中央経済社をどうぞよろしくお願いします。
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