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仕事に身が入らない、部下の元気がなさそう、職場の雰囲気がギスギスしている......なんてお悩みは、制度を整えると解決するかもしれません。
ひとえに「すこやかな職場」といっても、その捉え方やアプローチ方法は、立場によって異なるはず。そこで本記事は、『経営視点・管理職視点・自分視点の「メンタルヘルス・マネジメント®」』と題して、検定試験の対策テキスト【2021年最新版】をご紹介します。（文責：中央経済社 電子コンテンツ編集支援室）。
今回ご紹介する大阪商工会議所主催の「メンタルヘルス・マネジメント®検定試験」は、社内の立場や役割に応じて求められる知識を身につけることが目的とされています。
Ⅰ種（マスターコース）、Ⅱ種（ラインケアコース）、Ⅲ種（セルフケアコース）の３コースが設定され、いずれのコースから取り組んでも問題ありません。メンタルヘルス・マネジメント®検定試験公式サイト「試験のご紹介」では、以下のように分類されています。
| コース | 対象 | 目的 |
|---|---|---|
| Ⅰ種（マスターコース） | 人事労務管理スタッフ、経営幹部 | 社内のメンタルヘルス対策の推進 |
| Ⅱ種（ラインケアコース） | 管理監督者（管理職） | 部門内、上司としての部下のメンタルヘルス対策の推進 |
| Ⅲ種（セルフケアコース） | 一般社員 | 組織における従業員自らのメンタルヘルス対策の推進 |
本記事では、Ⅰ種（マスターコース）を「経営視点のメンタルヘルス・マネジメント®」、Ⅱ種（ラインケアコース）を「管理職視点のメンタルヘルス・マネジメント®」、Ⅲ種（セルフケアコース）を「自分視点のメンタルヘルス・マネジメント®」として、それぞれの学習に適した書誌をご紹介します。
2021年７月または９月刊行の最新版を取り揃えています。
Ⅰ種マスターコース：経営視点のメンタルヘルス・マネジメント®
● 公式テキスト（第５版）
『メンタルヘルス・マネジメント検定試験 公式テキストⅠ種マスターコース〈第５版〉』
人事労務に携わる方や、経営者を対象としたコースです。
到達目標としては、人事や経営の方針に沿って、産業医や専門機関と連携をとりつつ、従業員のメンタルヘルス対応を企画・実施できることが掲げられています。
● 過去問題集（2021年版）
『メンタルヘルス・マネジメント検定試験 Ⅰ種マスターコース過去問題集〈2021年度版〉』
過去６回分の試験問題を掲載！ 公式テキストに沿って分類、解説されています。
さらに論述問題も４回分収録されているので、試験対策にピッタリです。
Ⅱ種ラインケアコース：管理職視点のメンタルヘルス・マネジメント®
● 公式テキスト（第５版）
『メンタルヘルス・マネジメント検定試験 公式テキストⅡ種ラインケアコース〈第５版〉』
管理監督する立場にある方を対象としたコースです。
部門内のメンバーや、部下が不調に陥ることのないよう、普段から対応できることが目標とされています。
● 過去問題集（2021年版）
『メンタルヘルス・マネジメント検定試験 Ⅱ種ラインケアコース過去問題集〈2021年度版〉』
厳選した過去９回分の試験問題が、公式テキストに準拠して分類、解説されています。
理解度チェックに最適な問題集です。
Ⅲ種セルフケアコース：自分視点のメンタルヘルス・マネジメント®
● 公式テキスト（第５版）
『メンタルヘルス・マネジメント検定試験 公式テキストⅢ種セルフケアコース〈第５版〉』
従業員自らがメンタルヘルス対応を推進できるようになることを目的としたコースです。
自分の不調に気づくこと、ストレスを緩和すること、不調に陥ったときに適切に対処できるようになることが到達目標となっています。
● 過去問題集（2021年版）
『メンタルヘルス・マネジメント検定試験 Ⅲ種セルフケアコース過去問題集〈2021年度版〉』
収録されているのは過去９回分の試験問題。
公式テキストとあわせて試験対策に活用してください。
本記事は、書籍最新版の発売に伴い、2021年５月特集「経営視点・管理職視点・自分視点の「メンタルヘルス・マネジメント®」」を再編集したものです。