Webマガジン
学会、経済関連団体より、2021年4月から10月に表彰された書籍3点をご紹介。担当編集者に書籍の内容や企画背景、受賞した賞について尋ねてみました。
読書の秋に、最高水準の"知"の息吹を感じてみませんか。
第1回 『日本企業のタレントマネジメント』
経営行動科学学会 第18回(2020年度)経営行動科学学会賞 優秀研究賞(著書)受賞
まず「タレントマネジメント」という言葉を初めて聞く人やよく知らないという方のために、本書での定義をご紹介します。 「タレントとは、個性に応じた天賦の才能を有しながら努力してその開発を継続する個人であり、在籍する組織の環境に適合し貢献する存在である。タレントマネジメントとは ...続きを見る
第2回 『監査実施プロセスの理論と実践』
一般社団法人日本内部監査協会 第35回(2021年度)青木賞(内部監査優秀文献・論文賞)著書の部受賞
本書は、著者の日本およびアメリカでの最前線の監査経験と、監査研究とを密接に融合させた研究書です。 本書の研究によって、理論と実務をつなぐ役割を果たすことを目指しています。 監査実施プロセスに関して、理論、基準、実務上の留意点、先行研究を丹念にリサーチし、米国の監査基準や国際監査基準の動向を踏まえながら考察しています ...続きを見る
第3回 『ファミリーガバナンス』
ファミリービジネス学会 ファミリービジネス学会賞(2021年) 著書の部受賞
本書は、「ファミリービジネス」のガバナンス(企業統治)をテーマとした書籍です。「ファミリービジネス」ときくと、ゴッドファーザーを代表とするマフィアのビジネスをイメージする方も多いかもしれませんが、本書で扱うファミリービジネスはそうではありません。(笑) ...続きを見る