ドイツにおける中小企業金融と税理士の役割
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- 本の紹介
- 近年の一連の制度改革により一大転機を迎えた日本の中小企業金融制度と支援の担い手である税理士の役割について、類似する仕組みを持つドイツと比較しながら究明する研究書。
- 担当編集者コメント
- 日本の中小企業再生のため、「中小・地域金融機関向けの総合的な監督指針」の改正、「中小企業経営力強化支援法」の制定、「中小企業の会計に関する基本要領」により、金融機関および税理士による中小企業への「金融と経営支援の一体的取組」という国家的スキームがようやくできあがりました。
しかし、本スキームは日本でははじめてのものであるため、「中小企業金融における会計の役割」および「中小企業金融における税理士の職責」について、地域金融機関と税理士の双方にとまどいが見られます。
本書は、日本と類似する仕組みをもつドイツの制度を究明することで、日本の中小企業金融の仕組みや税理士業務のあり方を提示しています。