コミュニケーション力を高める法人融資の教科書Ⅰ融資力を伸ばす決算書の読みこなし方
- 書籍品切れ中
- 本の紹介
- 融資のプロになるための技術と心構えを伝授するシリーズ1巻目。「コミュニケーション能力」を武器として、決算書から企業の資金需要を発掘し、償還能力を掴む方法を解説。
目次
コミュニケーション力を高める法人融資の教科書 Ⅰ
融資力を伸ばす決算書の読みこなし方
目次
改題にあたって
はじめに 本書の目指すところ
第1節 心構えが間違っていないか〜やるからにはプロになろう
1.環境を嘆いていてもはじまらない
2.融資のプロを目指そう
第2節 今までの学習法は間違っていないか
1.時代とともに融資審査の基本は変わるのか
2.業種別に学習すれば融資が分かるのか
3.漫画で学べば基礎は身につくのか
第1章 融資残高を伸ばすための武器①
―融資の原理原則を理解しよう―
第1節 そもそも融資とは何かということを理解しているか
1 融資とは何か
2 将来を判断する
3 ある研修でのできごと
4 融資審査とは何か
第2節 融資審査のポイントを理解する
1 第1のポイント=資金の必要性
2 第2のポイント=返済の可能性を見極める
第2章 融資残高を伸ばすための武器②
―コミュニケーション能力を身につけよう―
第1節 自己チェック
第2節 面談時のコミュニケーション
1 決算書を受領するとき
2 決算書をすぐに鞄にしまって帰ってしまう原因
3 ①決算書を受領してから③結果が出力されるまで
4 決算書について顧客に質問するときの態度
5 貸出先がうんざりする担当者の行動とは
6 貸出先は何に頭を下げているのか
7 新規先との面談
第3節 決算書の入手法と入手時のコミュニケーション
1 なぜ決算書をもらう必要があるか理解する
2 決算書を見たときのコメント その1
3 決算書を見たときのコメント その2
4 決算書を見たときのコメント その3
5 決算書を見たときのコメント その4
第3章 融資と決算書
第1節 決算書は過去のものであることを認識したうえで読む
1 決算書と融資の関係
2 時間軸を明確に持とう
3 決算書とコミュニケーション能力
第2節 決算書とは何か
1 決算書を構成するもの
2 決算書は誰のためにあるか
3 決算書を読むことに意味はあるのか
第3節 決算書から何を読むのか
1 儲かっているかどうかを読み取る
2 良い企業の判断基準を持つことの必要性
3 「良い企業」を定義する
4 「良い企業」の定義を掘り下げる その1
5 「良い企業」の定義を掘り下げる その2
第4章 融資のために決算書を読みこなす方法
― キャッシュ・フローを貸借対照表と損益計算書から
つかむ方法―
第1節 貸借対照表の読み方
1 貸借対照表とは何か
2 貸借対照表の正しい理解を阻む障害 その1
3 貸借対照表の正しい理解を阻む障害 その2
4 貸借対照表を読むコツ その1
5 貸借対照表を読むコツ その2
第2節 損益計算書の読み方
1 損益計算書を読むコツ その1
2 損益計算書を読むコツ その2
3 損益計算書を読むコツ その3
第3節 キャッシュ・フローを算出する第1段階=
簡易キャッシュ・フロー
第4節 減価償却費と引当金について正しく理解する
第5節 キャッシュ・フローを算出する第2段階
1 貸借対照表の推移も併せて見る
2 貸借対照表の推移とキャッシュ・フローの関係
3 貸借対照表と本業によるキャッシュ・フロー
第5章 企業はなぜ事業資金の融資を必要とするのか。
どうすれば返済できるのか
第1節 企業が融資を必要とする根本原因を理解しよう
1 資金繰り表では融資が必要であることの根本原因を説明
できない
2 運転資金とは何かを正確に理解しよう
3 借入が必要となる理由
4 運転資金と設備資金
5 短期借入金の意味
6 なぜ借入金が必要か(まとめ)
第2節 借入金はどうすれば返済できるのかという原理を理解しよう
1 償還財源とは何か
2 償還財源を産み出すポイントはどこにあるのか
3 キャッシュ・フローの源泉はどこにあるのか
4 コンサルティング機能についてのいくつかの誤解
第6章 融資を推進するための最大の武器は資金運用表
第1節 資金運用表とは何か
1 資金運用表の構造
2 資金運用表から何がわかるのか
第2節 資金運用表の運用側(左側)を理解する
1 増加運転資金
2 長期借入金の元金返済に必要な額
3 設備投資
4 配当金の支払い
第3節 資金運用表を活用して融資のチャンスをつかむ
1 時間軸を間違えるな
2 将来の資金運用表を考えるポイント
3 資金の必要額を算出する
第4節 貸出の返済能力を考える
1 自己査定の弊害を理解する
2 債務超過をどう考えるか
3 債務償還年数をどう考えるか
第7章 資金運用表のパターンで理解する融資推進のコツ
第1節 大きな設備投資が行われる年度
1 パターン1 創業時の設備投資
2 パターン2 開業数年経過後以降の設備投資
第2節 特に大きな設備投資がない年度
第3節 演習のまとめ
あとがき
著者プロフィール
石川英文