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- ミクロ経済学とは、何をどのように考えるものなのか。学ぶ意義もわかるように、内容を絞りつつ厳密さを保って解説。現実の出来事にも触れ、一般読者にも役立つ考え方を示す。
目次
        
  
    
      
      
    
    
      心と体にすーっとしみこむミクロ経済学
      
      
    
    
      
    
    
      目次
      
 はじめに
      第1章 お金じゃなくて人,心じゃなくて身
 Ⅰ 経済学の対象
  1 見ず知らずの人と売買ができるなんて
  2 売買からの利益
  3 経済学とは何か ……ほか
 Ⅱ 経済学の考え方
  7 個人の選択
  8 選ばなかったことを大事に思う:トレードオフと費用
  9 人をバカにしない:合理的な選択 ……ほか
      第2章 あたかも自分で値段を決めていないかのように
 Ⅰ 需要と供給
  1 需要と供給を学んでできること
  2 さまざまな財・サービスの価格と取引量の変化
 Ⅱ 需  要
  3 需要曲線
  4 需要曲線がどのようにして出てくるのか
  5 需要の法則 ……ほか
 Ⅲ 供  給
  9 供給曲線
  10 供給曲線がどのようにして出てくるのか
  11 一人ひとりの売り手が価格受容者になる状況 ……ほか
 Ⅳ 需要と供給のグラフ
  17 需要曲線と供給曲線を一緒に
  18 財の価格と取引量が均衡点で決まると考える理由
  19 均衡点の変化 ……ほか
      第3章 お店で買い物をすることだって実はかなり恥ずかしい
 Ⅰ 支払用意
  1 右下がりの需要曲線をもたらすもの
  2 買うか買わないか
  3 買うか買わないかの需要 ……ほか
 Ⅱ 需要量の決定と需要曲線の導出
  6 需要量の決定
  7 需要量の決定と消費者余剰の最大化
  8 個人の需要曲線の導出 ……ほか
 Ⅲ 需要曲線からわかること
  11  スタバではグランデを買う? いつもあなたのそばにいたい?
  12 需要曲線のグラフと消費者余剰
  13 まとめ:人を尊重する態度のあらわれ
      第4章 絶対に必要なんて絶対に言わないで
 Ⅰ 需要の価格弾力性
  1 映画館・高速道路・パタゴニア・生協書籍部
  2 需要の価格弾力性とその計算
  3 需要の価格弾力性の意味:弾力的と非弾力的 ……ほか
 Ⅱ 需要の価格弾力性と収入
  6 需要の価格弾力性と収入との関係
  7 需要の価格弾力性に影響を与えるもの
  8 映画館・高速道路・パタゴニア・生協書籍部:解決編 ……ほか
      第5章 2倍がんばっても,成果は2倍にならないこともある
 Ⅰ 企業の利潤
  1 右上がりの供給曲線をもたらすもの
  2 利潤
  3 利潤の最大化 ……ほか
 Ⅱ 生産と費用
  5 生産要素と生産量との関係:生産関数
  6 総費用曲線
  7 総費用と限界費用
 Ⅲ 供給量の決定と供給曲線の導出
  8 供給量の決定
  9 ひとつの企業の供給曲線の導出
 Ⅳ 供給曲線からわかること
  10 供給曲線のグラフと生産者余剰
  11 生産者余剰を見ることの意味
  12 2倍がんばって,成果は2倍にならなくても
      第6章 自分の利益のことだけを考えているのに
 Ⅰ 消費者余剰と生産者余剰
  1 ミクロ経済学で最も重要な問い
  2 需要曲線と消費者余剰
  3 供給曲線と生産者余剰 ……ほか
 Ⅱ 価格は何を表しているのか
  5 価格は何を表しているのか
  6 限界費用≦ 均衡価格≦ 限界支払用意
  7 均衡価格= 限界費用= 限界支払用意 ……ほか
 Ⅲ 市場経済は私たちにとって良いものなのか
  11 総余剰を最大にする
  12 資源配分
  13 さまざまな資源配分の結果と総余剰 ……ほか
      第7章 仲良くならなくても,好きにならなくてもだいじょうぶ
 Ⅰ お話をゲームにして解く
  1 麻薬売買
  2 誰が,何を目的に,どんな環境で,何を選ぶ?
  3 海辺のレストラン ……ほか
 Ⅱ 囚人のジレンマ 
  9 囚人のジレンマ
  10 囚人のジレンマとして表せる問題
  11 囚人のジレンマでは{自白,自白}が起こる:解説 ……ほか
 Ⅲ 協力を達成する方法
  13 囚人のジレンマで協力を達成するには
  14 一人ひとりの心のありよう
  15 強制力を持った第三者 ……ほか
       《索引》
      
      
    
    
      
    
    
      
      
      著者プロフィール
      
    
    
      市野 泰和(いちの やすかず)
甲南大学経済学部 教授。
      アメリカ合衆国,ワシントン大学(University of Washington)で経済学の博士号(Ph.D)を取得。専門は国際貿易の理論。
      主な論文に,“Commodity Prices and Inflation: A Forward-looking Price Model”(Journal
      of Policy Modeling 17⑷,F. Gerard Adamsと共著),“Transaction Falsification and
      the Difficulty of Achieving Pareto-improving Gains from Trade through Lump-sum
      Transfers”(Review of International Economics 20⑵)などがある。
      甲南大学では,入門ミクロ経済学,経済政策,上級ミクロ経済学,教養科目の経済学などの講義を担当。
      また,2010年より,同僚の寺尾建教授とともに,共同講義「経済学と経済学のあいだ」を一般公開授業として定期的に行っている。
      その講義の様子はYouTubeで視聴可能。
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
    
    
      
    
  
          
- 担当編集者コメント
- ※本書籍中の問題に関して、教員向けに模範解答を提供しています。
 また、より深く理解できるように発展コラムも用意しました。
 
 以下からダウンロード可能です。
 
 「問題への解答・発展コラム」(PDF版)
 https://www.biz-book.jp/pdf/detail/978-4-502-15121-7.zip
 
 ※このデータは、本書をテキストとして採用いただいている先生方に向けたものとなります。そのため、データを開くにはパスワードの発行が必要です。
 ご採用いただける先生で、データをお使いになりたい方は、以下のアドレスまで、その旨をご連絡くださいませ。
 
 
 中央経済社「心と体にすーっとしみこむミクロ経済学」担当 宛
 info@chuokeizai.co.jp
 
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 なぜそんなことを考えるの?
 なぜそんなふうに考えるの?
 そもそもいったい何を考えているの?
 
 身近な現実の出来事を例に使って、やさしくも厳密にミクロ経済学の一番大事なところがわかるよう、丁寧に解説した書籍です。
 
 ・なぜ、おじさんはおなかが出ていてダサいのか(第1章)
 ・勉強時間を2倍にしてもテストの点数は2倍にならない(第5章)
 ・授業で誰も発言しなくて気まずい(第7章)…などなど
 
 本書を読めば、身の回りで起きていることや自分自身の行っていることの「なぜ」について、ミクロ経済学の考え方を使ってより深く正確に理解できます!





