- 本の紹介
- 不祥事の記者会見では「想定問答集を作ってはいけない」「弁護士同席は厳禁」など、経験豊富な著者が具体的に解説。危機管理における広報の考え方と進め方を明らかにする。
目次
危機管理広報の基本と実践
目次
はしがき
第1章 危機管理広報の考え方
1 「危機管理広報」の時代
2 危機管理広報とは何か
3 危機管理広報の法的な位置づけ
4 経営判断の原則違反の法的責任
5 SNSと危機管理広報
第2章 危機管理広報の進め方
1 危機管理広報の心構え
2 危機管理広報のタイミング
3 広報手段の選択
4 記者会見が必要な場面
5 SNS対策
第3章 危機管理広報の実践
1 危機管理に必須の5要素
2 謝罪
3 事実の説明
4 原因の説明
5 再発防止策の提示
6 社内処分
7 全容が解明していない場合
第4章 記者会見マニュアル
1 情報の共有と集約
2 記者会見の出席者
3 記者会見の事前準備
4 記者会見の開始時刻
5 会見出席者の服装・姿勢
6 会場設営
7 質疑応答のポイント
8 メディア・トレーニング
第5章 広報用文書マニュアル
1 リリースや謝罪文での告知内容
2 誰の名前で書くか
3 わかりやすさがすべて
4 「経産省リコールハンドブック2010」
第6章 事後の対応
1 会社が訴えられた・訴訟で負けた・和解した
2 誤報や名誉毀損への対応
著者プロフィール
浅見隆行(あさみ たかゆき)
1975年東京都生まれ。
1993年早稲田実業,1997年早稲田大学を卒業し,
2000年弁護士登録(第二東京弁護士会)。
中島経営法律事務所で企業危機管理に取り組んだ後,
2009年アサミ経営法律事務所を開設。
現在は,企業危機管理を中心に,危機管理広報,情報セキュリティ対策などを取り扱う。企業統治・内部統制の観点から,社内役員・従業員に対する研修も多い。