企業法務のための訴訟マネジメント

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笹川 豪介 編著
小長谷 真理
染谷 隆明
藤本 和也
前田 絵理
山根 義則
山本 雅子

定価(紙 版):3,630円(税込)

発行日:2015/12/22
A5判 / 288頁
ISBN:978-4-502-16631-0

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本の紹介
企業訴訟の手続やポイントを、社内弁護士が流れに沿って平易に解説。会社が訴訟に巻き込まれた際や、当事者となった際の悩みに対する解決策を提示。経験をふまえたコラムも多数掲載。

目次


企業法務のための訴訟マネジメント
目次

第1章 訴訟の心構え
 1 自社が訴えられる場合
 2 自社が訴える場合
 3 弁護士の選び方

第2章 訴訟対応のスケジュール
 1 訴訟の全体像を把握することの重要性
 2 訴訟提起から第1回口頭弁論期日まで
 3 第1回口頭弁論期日から尋問期日前まで
 4 尋問期日の前後
 5 尋問期日後から判決言渡し日前まで
 6 判決言渡し日から上訴まで
 7 訴訟終了後

第3章 訴訟提起の予兆
 1 予兆として考えられるケース
 2 予兆があったときの報告ルートの整備
 3 証拠収集・証拠保全
 4 適時開示・プレスリリース・記者会見

第4章 民事保全
 1 民事保全制度の必要性
 2 民事保全手続の特徴
 3 民事保全の種類
 4 手続の流れおよび留意点

第5章 事実の調査・証拠収集保全
 1 事実調査・証拠収集の重要性
 2 証拠の収集方法

第6章 準備書面の作成・提出
 1 準備書面の重要性
 2 準備書面の作成
 3 準備書面内容の確認・提出と相手方準備書面の確認

第7章 期日対応・期日報告書
 1 期日とは
 2 期日の種類
 3 期日に向けた法務担当者の役割
 4 期日報告書

第8章 証拠調べ
 1 証拠調べの意義
 2 裁判所の判断プロセス
 3 事実認定プロセス
 4 証明の対象(要証事実)
 5 事実認定
 6 自由心証主義
 7 経験則
 8 証明責任

第9章 書証・鑑定・検証・専門委員
 1 書 証
 2 鑑 定
 3 検 証
 4 専門委員(民事訴訟法92条の2以下)

第10章 証人尋問
 1 証人尋問とは─手続の流れ
 2 人証申請
 3 陳述書の作成
 4 尋問準備(リハーサル等)
 5 尋問当日
 6 尋問後(証人のケア等)

第11章 和解その他訴訟の終結
 1 「訴訟の終了」とは?
 2 「訴訟の終了」への備え(社内における準備)
 3 訴訟上の和解
 4 訴えの取下げ
 5 請求の放棄・認諾
 6 判決による訴訟の終了

第12章 上 訴
 1 上 訴
 2 控 訴
 3 上 告
 4 その他の上訴(抗告)

第13章 多数当事者訴訟
 1 共同訴訟
 2 独立当事者参加
 3 補助参加
 4 訴訟承継
 5 その他(訴訟告知)

第14章 民事執行
 1 強制執行総論
 2 不動産強制競売
 3 債権執行

第15章 訴訟以外の紛争解決手続
 1 裁判外紛争処理手続(ADR)とは何か?
 2 裁判とADRとの違い
 3 当事者の合意による解決手続
 4 法的拘束を伴う解決手続

第16章 刑事事件
 1 刑事事件の基礎知識
 2 弁護人の選任に際して注意すべきこと
 3 ケース別の解説

第17章 海外訴訟
 1 海外訴訟と国内訴訟の相違点
 2 海外特有の訴訟手続の例
 3 準拠法や合意管轄に関する留意点
 4 まとめ



著者プロフィール 〈編著者〉
笹川豪介(ささかわ ごうすけ)
岩田合同法律事務所 弁護士
2004年 慶應義塾大学卒業。
中央三井信託銀行(現三井住友信託銀行)入社
不動産流動化・鑑定部門等を経て2006年より法務部
2009年 筑波大学ビジネス科学研究科法曹専攻(法科大学院)卒業
2011年 弁護士登録
2012年 筑波大学法科大学院非常勤講師
2014年 日本組織内弁護士協会理事
岩田合同法律事務所入所
金融法学会,信託法学会会員。

近著
『信託法実務判例研究』(有斐閣,2015,共著),
『CSのための金融実務必携』(金融財政事情研究会,2015,共著),
『アウトライン会社法』(清文社,2014,共著),
『家事事件と銀行実務』(日本加除出版,2013,共著),
『銀行窓口の法務対策4500講』(金融財政事情研究会,2013,共著),「実務にとどく 相続の基礎と実践」
「信託コトハジメ」(いずれも連載,金融法務事情)他多数。




















著者紹介

笹川 豪介(ささかわ ごうすけ)

小長谷 真理(こながや まり)

染谷 隆明(そめや たかあき)

藤本 和也(ふじもと かずなり)
[プロフィール]
Chubb損害保険株式会社法務部長兼プロダクト・ファイリング部長,弁護士(第一東京弁護士会)

共栄火災海上保険株式会社(2008年~2017年),AIG損害保険株式会社等(2017年~2018年)を経て,現在に至る。損害保険会社運営に関する法務全般を所管(保険法,保険業法,会社法,契約,訴訟等管理,人事・労務,監督官庁対応等)。

[主な著作]
『企業法務のための訴訟マネジメント』(共著,中央経済社,2015年)
『Q&A 家事事件と保険実務』(共著,日本加除出版,2016年)
『交通事故事件対応のための保険の基本と実務』(共著,学陽書房,2018年)
「重大事由解除の包括条項における信頼関係破壊要件と暴力団排除条項」勝野義孝先生古稀記念論文集『共済と保険の現在と未来』(文眞堂,2019年)
『ジョブ型・副業の人事・法務』(共済,商事法務,2022年)

前田 絵理(まえだ えり)
[プロフィール]
EY弁護士法人にて主に知財・無形資産ガバナンス体制,グループガバナンス/リスクマネジメント体制構築支援及び法務機能強化支援サーピス並びにリーガル・マネージド・サービスに従事。日本国及び米国NY州弁設士,経営学修士(MBA),公認不正検査士。2007年より西村あさひ法律事務所に勤務後, 2011年より旭化成株式会社にて企業内弁護士として勤務。同社にて法務部門のほか,経営企画部門,買収先米国企業の法務部門,インド子会社の役員を経験。その後ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社の法務部門を経て, 2021年7月から12月までEYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社にてLead Legal Counsel。2022年1月より現職。戦略法務・ガバナンス研究会共同代表幹事,知財・無形資産経営者フォーラムアドバイザー,知財ガバナンス研究会サポーター, 日本組織内弁護士協会理事・事務総長,国際取引法学会理事。

[主な著作]
『企業買収後の統合プロセス—すらすら読めるPMI入門』中央経済社(2014年12月)
『企業法務のための訴訟マネジメント』中央経済社(2015年12月)
『PMIを成功させるグローバルグループ経営』中央経済社(2023年1月)
『Legal Operationsの実践』商事法務(2024年3月)

山根 義則(やまね よしのり)

山本 雅子(やまもと まさこ)