新装版アンゾフ戦略経営論〈新訳〉
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- 世界中から「戦略経営の父」と称賛されるアンゾフの名著。原著は1979年に刊行し、2007年に欧米日で同時復刻。古典とはいえ、今も新しい風を感じることのできる必読の経営書。
目次
〈新装版〉
アンゾフ 戦略経営論〔新訳〕
目次
■STRATEGIC MANAGEMENT[Classic Edition]
新装版発刊にあたって—正に時宜を得た企画を歓ぶ—
まえがき(中村元一教授2006年)
特別寄稿:イゴール・アンゾフと戦略経営—賢者の石からの洞察—
(リック・アンゾフ博士2003年)
日本語版への序文(原著者による初版への序文1979年)
第1章 序 論
1 私どもの知識の現状
2 本書の範囲
3 本書の先祖
第2章 総合的な枠組み
1 環境に貢献する組織(ESO)
2 ESO の仕事
3 多数の権力中枢
4 モデルの概観
第3章 環境の歴史的な展望
1 産業革命
2 大量生産時代
3 大量マーケティング時代
4 ポスト産業化時代への移行
5 非営利組織の環境
6 主要なトレンド
第4章 予算編成行動のモデル
1 戦略的な強度
2 環境への依存度
3 臨界金額
4 予算ミックス
第5章 環境の乱気流のモデル
1 予測可能性
2 変化の新奇性
3 乱気流の段階的な拡大
4 組織的な知能の発展
5 乱気流のものさし
6 戦略的な推進力
7 ゲームのルールの効果
第6章 戦略的な能力
1 行動の開放性
2 マネジャー・グループの能力
3 全社統括マネジャー・グループの適性
4 システム・プロセスの運用力の適性
5 戦略的な容量
6 戦略的な能力のダイナミクス
7 戦略的なパフォーマンスの潜在力のモデル
第7章 権力
1 権力機構の発展
2 権力のダイナミクスのモデル
第8章 志望目標および組織文化
1 志望目標追求行動
2 パフォーマンスに関する志望目標(値)の発展およびその制度化
3 組織文化および行動に関する志望目標
第9章 戦略的なリーダーシップ
1 戦略的なリーダーシップのパターン
2 リーダーシップを合法化する
3 意思決定のリーダーシップ
4 活動のリーダーシップ
5 戦略的なマネジャーの行動
6 環境に関する知覚
7 期待値に関するコミュニケーション
第10章 戦略的な選択のモデル
1 活動の潜在力および影響力の潜在力
2 パフォーマンスに関する期待値のモデル
3 パフォーマンスに関する欲求のモデル
4 戦略的な推進力の選択
第11章 移行行動
1 環境変化に対する遅れた対応
2 環境変化に対する先導型の対応
3 戦略的な不測の現象
4 社会的な慣性
5 戦略的に緩慢な移行
第12章 移行行動のモデル
1 移行の様式
2 移行の引き金
3 移行のパターン
4 移行行動の要約モデル
第13章 基本的な公理
1 複雑性の認識論
2 重要な公理
■訳者註
■付章A1定義集
A2仮説集
■付章B 特別収録:戦略経営に対するイゴール・アンゾフ博士の
永続的な貢献(D.E. ハッセイ教授1999年)
■参考文献
■監訳者および訳者あとがき
著者プロフィール
<著者紹介>
H.イゴール・アンゾフ
<監訳者紹介>
中村 元一(なかむら げんいち)
1933年東京都生まれ。
現在,松蔭大学大学院・経営管理研究科長兼教
授,戦略経営協会会長。56年一橋大学商学部卒業。
約19年の企業経験を経て,複数の私立大学の大学院教授を歴任。
帝京科学大学名誉教授。96年にジョージア州日米協会から,“the Outstanding Japanese for 1995−96”
として指名を受け,“Mike Mansfield Award”を授賞。99年度および
2001年度に,「アンゾフ・アウォード」最優秀文献賞を共同授賞。
【著・訳書/論文】
著訳書:計126冊(うち,アンゾフ博士の訳書6冊),日本語・英語論
文:計221篇。