- 本の紹介
- キャッシュフロー計算書の作り方から企業評価の活用まで平明に解説したテキスト。実際のデータを用いたケーススタディを織り込み制度面もフォローアップした最新版。
目次
Global Accounting
キャッシュ・フロー会計と企業評価〈第2版〉
目次
第1章 キャッシュ・フロー会計革命
1 利益VSキャッシュ・フロー
2 発生主義会計の進展
3 市場経済環境の激変 ……ほか
第2章 キャッシュ・フロー計算書の基礎知識
1 設例による直観的理解
2 貸借対照表や損益計算書との関係
3 直接法と間接法 ……ほか
第3章 資金情報の発展
1 世界をリードしたアメリカ
2 アメリカにおける資金情報の進展
3 資金情報の公開制度の国際的普及
第4章 キャッシュ・フロー計算書における資金概念
1 資金概念と資金情報
2 現金及び現金同等物
3 資金概念に関連する注記事項および他の重要事項
第5章 連結キャッシュ・フロー計算書の作成
1 連結キャッシュ・フロー計算書作成の方法
2 連結キャッシュ・フロー計算書の作成
3 連結キャッシュ・フロー計算書作成の個別論点 ……ほか
第6章 営業活動によるキャッシュ・フロー
1 直接法と間接法の長短
2 営業活動によるキャッシュ・フローの論点
第7章 投資活動からのキャッシュ・フロー
1 投資活動によるキャッシュ・フローの重要性
2 設備投資のキャッシュ・フロー
3 証券投資と融資のキャッシュ・フロー ……ほか
第8章 財務活動からのキャッシュ・フロー
1 財務キャッシュ・フローの定義
2 財務キャッシュ・フローの役割
3 財務キャッシュ・フロー分析の視点 ……ほか
第9章 キャッシュ・フロー情報による企業価値評価
1 フリー・キャッシュ・フロー
2 割引キャッシュ・フロー・モデル
3 利益モデルとの比較
第10章 キャッシュ・フロー情報による安全性分析
1 支払能力の分析
2 債券格付け
3 キャッシュ・フロー情報の利用
第11章 キャッシュ・フロー経営の展開
1 キャッシュ・フロー経営の背景
2 キャッシュ・フロー経営のプロセス
3 キャッシュ・フローに基づく意思決定 ……ほか
第12章 グローバル・スタンダードへの課題
1 キャッシュ・フロー重視の市場と企業
2 キャッシュ・フロー計算書の国際的調和
3 利益とキャッシュ・フロー
著者プロフィール
<責任編集者紹介>
伊藤邦雄(いとう くにお)
1951年 千葉県生まれ。1975年 一橋大学商学部卒業。1984年 一橋大学助教授。1987年 スタンフォード大学フルブライト研究員(~88年)。1992年 一橋大学教授。1996年 商学博士(一橋大学)。2002年 一橋大学大学院商学研究科長・商学部長。現在、一橋大学副学長。税理士試験委員(2002~04年)、日本証券アナリスト協会・証券アナリスト試験委員。<主著>『無形資産の会計』(編著・中央経済社)、『ゼミナール現代会計入門』(日本経済新聞社)、『EVA 価値創造への企業変革』(訳・日本経済新聞社)、『コーポレートブランド経営』(日本経済新聞社)、『グループ連結経営』(日本経済新聞社)、『会計制度のダイナミズム』(岩波書店)、『企業評価と戦略経営』(訳・日本経済新聞社)、『財務報告革命』(訳・白桃書房)、『金融ビッグバン―会計と法』(共編著・中央経済社)、『企業価値を経営する』(編著・東洋経済新報社) ほか
<著者紹介>
桜井久勝(さくらい ひさかつ)
1975年 神戸大学経営学部卒業、同年 大学院へ進学。1977年 公認会計士試験第三次試験に合格。1979年 神戸大学助手。その後、講師・助教授を経て、1992年 神戸大学より博士(経営学)の学位を取得。1993年 神戸大学教授となり、現在に至る。<主著>『会計利益情報の有用性』(千倉書房)、『財務会計講義』(中央経済社)、『財務諸表分析』(中央経済社)、『会計学入門』(日本経済新聞社)、『テキスト国際会計基準』(編著・白桃書房)、『財務会計・入門』(共著・有斐閣) ほか
百合草裕康(ゆりくさ ひろやす)
1986年 関西学院大学商学部卒業、同年 大学院へ進学。1991年 奈良産業大学経済学部専任講師。その後、同助教授を経て1996年 三重大学人文学部助教授。その後、教授を経て2003年 関西学院大学より博士(商学)の学位を取得。2004年 兵庫県立大学経営学部教授となり、現在に至る。<主著>『キャッシュ・フロー経営と会計』(共著・中央経済社)、『ミューラー/ガーノン/ミーク国際会計入門』(共訳・中央経済社)、『連結会計情報の分析と応用』(共編著・東京経済情報出版)、『キャッシュ・フロー会計情報の有用性』(中央経済社)、『連結会計情報と企業分析の基礎』(共編著・東京経済情報出版) ほか
蜂谷豊彦(はちや とよひこ)
1993年 一橋大学大学院博士後期課程単位取得満期退学。1994年 青山学院大学経営学部専任講師。その後、同助教授を経て1996年 学術博士(東京工業大学)。1998年 東京工業大学大学院社会理工学研究科経営工学専攻助教授となり、現在に至る。<主著>『財務管理』(共著・放送大学教育振興会)、『基礎からのコーポレート・ファイナンス』(共著・中央経済社)、『企業経営の財務と会計』(共著・朝倉書店)