最新会計学総論〈第2版〉
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- 会社法や最新会計基準による入門教科書。社会と会計のかかわりから始まり、財務諸表の仕組み、株主総会、税金、分析、監査、管理会計など会計の全般を説明。最新の会計制度改正を加えた新版。
目次
最新会計学総論<第2版>
目次
第1章 現代社会における会計
1 会計とは
(1) 会計の意義
(2) マクロ会計とミクロ会計
(3) 企業会計
2 会計の役割
3 会計の領域
(1) 会計の3つの領域
(2) 財務会計
(3) 管理会計 ……ほか
4 会社法と金融商品取引法の制定
(1) 会社法
(2) 会社法会計と会計基準との関係
(3) 金融商品取引法 ……ほか
5 トライアングル体制の変容
(1) 会社法と企業会計制度との関係
(2) 税制と会社法との関係
(3) 税制と企業会計制度との関係
6 会計基準の国際化とわが国への影響
(1) 会計基準の国際化
(2) わが国への影響
第2章 会計業務と会計規定
1 会社における会計業務
(1) 会社における資金の流れ
(2) 会計プロセスと日常の会計業務
(3) 年に一度の見直し・整理 〜決算〜
2 財務諸表の作成
(1) 貸借対照表
(2) 損益計算書
(3) 株主資本等変動計算書 ……ほか
3 財務諸表に関する諸規定
(1) 企業会計基準委員会の会計基準
(2) 企業会計原則
(3) 会社法会計 ……ほか
第3章 貸借対照表
1 貸借対照表の区分・配列・表示
2 資 産
(1) 資産の意義と分類
(2) 流動資産
(3) 固定資産 ……ほか
3 負 債
(1) 負債の意義と分類
(2) 流動負債
(3) 固定負債 ……ほか
4 純資産(資本)
(1) 純資産(資本)の意義と分類
(2) 資本金
(3) 資本剰余金 ……ほか
第4章 損益計算書
1 損益計算書の意義
(1) 損益計算の意義
(2) 損益計算の方法
(3) 損益計算書の本質
2 損益計算の基本原則
(1) 費用収益対応の原則
(2) 発生主義の原則
(3) 実現主義の原則
3 損益計算書の表示
(1) 総額主義
(2) 費用収益の対応表示
(3) 区分表示 ……ほか
4 営業損益計算区分
(1) 営業収益・営業費用の意義と性質
(2) 営業収益の会計処理
(3) 営業費用の会計処理 ……ほか
5 経常損益計算区分
(1) 営業外収益・営業外費用の意義と性質
(2) 営業外収益・営業外費用の内容
(3) 経常損益の計算・表示
6 純損益計算区分
(1) 特別損益の意義と性質
(2) 特別損益の内容
(3) 法人税,住民税及び事業税 ……ほか
第5章 株主資本等変動計算書
1 剰余金の分配
(1) 配当機会の拡大
(2) 剰余金の分配可能額の算定
2 株主資本等変動計算書の意義と概要
3 株主資本等変動計算書の表示
4 株主資本等変動計算書の様式
5 株主資本等変動計算書の注記事項
第6章 キャッシュ・フロー計算書
1 キャッシュ・フロー計算書の意義と概要
(1) キャッシュの範囲
(2) 表示区分
(3) 表示方法 ……ほか
2 キャッシュ・フロー計算書の作成
(1) 貸借対照表,損益計算書および資料
(2) キャッシュ・フロー計算書の作成
3 キャッシュ・フロー計算書の様式
第7章 連結財務諸表
1 連結情報中心への転換
2 子会社と関連会社の範囲
(1) 子会社の範囲
(2) 関連会社の範囲
3 連結貸借対照表の作成
(1) 子会社の資産および負債の評価
(2) 投資勘定と純資産(資本)勘定の相殺消去
(3) 債権と債務の相殺消去 ……ほか
4 連結損益計算書の作成
(1) 連結会社相互間の取引高の相殺消去
(2) 未実現損益の消去
(3) 連結損益計算書の表示
5 連結株主資本等変動計算書
(1) 連結株主資本等変動計算書
(2) 連結株主資本等変動計算書の表示
6 連結キャッシュ・フロー計算書
(1) 連結キャッシュ・フロー計算書の作成
(2) 連結キャッシュ・フロー計算書の表示
7 連結財務諸表の注記事項
8 持分法
第8章 株主総会
1 計算書類等の確定手続
(1) 計算書類等とは
(2) 計算書類等の確定手続
2 株主総会とは
(1) 株式会社の機関
(2) 株主総会の決議事項
3 定時株主総会までの決算スケジュール
4 決算公告
第9章 税 金
1 税金の概要
(1) 税金の意義と種類
(2) 企業と税金
2 法人税の課税所得の算定
(1) 課税所得とは
(2) 利益概念と所得概念の違い
3 確定申告書の作成・提出
(1) 確定申告書とは
(2) 確定申告書の提出
4 確定決算主義
(1) 確定決算主義とは
(2) 税法が会計に与える影響
第10章 資金の調達
1 資金調達の方法
(1) 間接金融と直接金融
(2) 直接金融の方法と資本市場
(3) 自己金融
2 株式の公開
(1) 株式の公開と証券取引所
(2) 公開会社と非公開会社
3 ディスクロージャー:企業内容の開示
(1) ディスクロージャーの必要性
(2) 有価証券報告書
(3) 適時開示の要請
第11章 財務諸表分析の基礎
1 財務諸表を読むことの意味
2 写体としての財務諸表とその基礎構造
(1) 会計の基本的プロセスと財務諸表分析
(2) 財務諸表の基礎構造
3 財務諸表の収集
(1) 内部分析と外部分析
(2) 定量データと定性データ
4 財務諸表分析の基本体系と判断規準
(1) 比率分析と実数分析
(2) 単表分析と複表分析
(3) 分析結果の判断規準
5 基本分析:百分比財務諸表分析と趨勢分析
(1) 百分比財務諸表分析
(2) 趨勢分析および伸び率の分析
6 安全性の分析
(1) 伝統的な安全性分析
(2) キャッシュ・フロー分析
7 収益性の分析
(1) 資本利益率の指標
(2)利益率の構造
8 財務諸表分析の展開
第12章 経営管理のための会計
1 マネジメントを支援する会計
2 管理会計の領域と企業組織
(1)管理階層による管理会計の体系
(2)組織と管理会計
(3) 管理会計が貢献する経営管理機能
3 財務会計と管理会計
第13章 管理会計情報の活用
1 経営管理者による会計情報の利用
2 製品原価の算定のための会計情報
(1) 経営管理の職能に応じた分類:製造原価,
販売費及び一般管理費
(2) 原価発生の形態に応じた分類:材料費,労務費,経費
(3) 製品との関連における分類:直接費,間接費 ……ほか
3 原価管理のための会計情報
(1) 原価管理の意義
(2) 伝統的な原価管理のための会計情報:標準原価
(3) 原価企画における目標原価 ……ほか
4 計画設定と経営意思決定のための会計情報
(1) 操業度との関連における分類:固定費,変動費
(2) 業務的意思決定のための会計情報:差額原価
(3) 戦略的意思決定のための会計情報:割引キャッシュ・フロー
5 業績評価と統制のための会計情報
(1) 対前年度比較ならびに予算と実績の比較
(2) 管理可能性にもとづく分類:管理可能費,管理不能費
第14章 監査の役割と監査制度
1 監査の意義
2 監査の分類
(1) 外部監査と内部監査
(2) 会計監査と業務監査
(3) 強制監査と任意監査
3 監査の必要性
(1) 利害の対立
(2) 影響の重大性
(3) 複雑性 ……ほか
4 株式会社における監査
(1) 金融商品取引法監査
(2) 会社法監査
(3) 内部監査人監査
■索 引
著者プロフィール
《執筆者紹介》
平松 一夫(ひらまつ・かずお)
1975年 関西学院大学大学院商学研究科博士課程修了
現 在 関西学院大学商学部教授・商学博士
梶浦 昭友(かじうら・あきとも)
1980年 関西学院大学大学院商学研究科博士課程後期課程単位取得満期退学
現 在 関西学院大学商学部教授・博士(商学)
小菅 正伸(こすが・まさのぶ)
1983年 関西学院大学大学院商学研究科博士課程後期課程単位取得満期退学
現 在 関西学院大学商学部教授・博士(商学)
井上 達男(いのうえ・たつお)
1988年 関西学院大学大学院商学研究科博士課程後期課程単位取得満期退学
現 在 関西学院大学商学部教授・博士(商学)
木本 圭一(きもと・けいいち)
1988年 関西学院大学大学院商学研究科博士課程後期課程単位取得満期退学
現 在 関西学院大学商学部准教授
林 隆敏(はやし・たかとし)
1994年 関西学院大学大学院商学研究科博士課程後期課程単位取得満期退学
現 在 関西学院大学商学部教授・博士(商学)
阪 智香(さか・ちか)
1998年 関西学院大学大学院商学研究科博士課程後期課程単位取得満期退学
現 在 関西学院大学商学部教授・博士(商学)