消費税「増税」の政治過程

岩﨑 健久

定価(紙 版):4,730円(税込)

発行日:2019/08/02
A5判 / 392頁
ISBN:978-4-502-30871-0

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本の紹介
2012年から2016年に、消費増税が政治に与えた影響、政治が消費増税に与えた影響を克明に分析。前著『消費税の政治力学』のその後を解明。

著者紹介

岩﨑 健久(いわさき たけひさ)
[プロフィール]
帝京大学経済学部教授。博士(法学)(筑波大学)。公認会計士・税理士。

1995年,筑波大学大学院博士課程社会科学研究科法学専攻修了。太田昭和監査法人(現 新日本有限責任監査法人),帝京大学経済学部専任講師・助教授を経て,現職。日本簿記学会平成24• 25年度簿3記実務研究部会部会長。日本公認会計士協会租税調査会副委員長を歴任。

[主な著作]
『消費税の政治力学』中央経済社,2013年
『消費税をめぐる政治過程』中央経済社,2023年

担当編集者コメント
前著『消費税の政治力学』に続き、2012年~2016年における安倍政権下での消費税率の議論について、丹念にリサーチ。政府・与党、野党、利益集団、マス・メディアの動向をもとに、消費税率引き上げに関する政治過程を詳細に分析しています。

本書は、安倍政権における消費増税に関する政治過程を扱った、本邦初の研究書です。

2019年7月の参議院議員選挙の結果によって、本年10月の消費増税は具体味を増していますが、そもそもの議論を振り返るという点でも、多くの方に読んで頂きたい1冊です。
著者から
◆SUMMARY

This book is a research book that analyzes and considers the political process regarding the Japanese consumption tax from 2012 to 2016, making full use of newspaper surveys and interviews.