- 本の紹介
- 公認内部監査人(CIA)試験の受験テキストであり、内部監査の体系的理解にも役立つ一冊。練成問題も464問収録。第4版では、2019年CIA試験シラバス改訂に対応。
目次
第4版の序
はじめに
Part Ⅰ 内部監査に不可欠な要素
第1章 内部監査の基礎
(1) 内部監査の定義
(2) 内部監査の登場人物
(3) 内部監査の2つの報告
(4) 内部監査のアシュアランス業務とコンサルティング業務の違い
(5) 内部監査業務の流れ
(6) 内部監査の専門職的実施の国際フレームワーク(IPPF)
第2章 IIA属性基準
(1) 基本規程
(2) 独立性と客観性
(3) 熟達した専門的能力および専門職としての正当な注意
(4) 品質のアシュアランスと改善のプログラム
第3章 ガバナンス、リスク・マネジメントおよびコントロール
(1) 業務内容と内部監査
(2) ガバナンスと内部監査
(3) リスク・マネジメントと内部監査
(4) コントロール(統制)と内部監査
(5) コンプライアンスと内部監査
(6) プライバシー・個人情報保護と内部監査
第4章 不正リスク
(1) 不正の概念
(2) 不正と内部監査
(3) 不正はなぜおきるか
(4) 不正の兆候
(5) 不正を誘発する内部統制の弱点
(6) 不正の分類
(7) 不正への対策
(8) 内部監査人の心がまえ
練成問題
練成問題解答
Part Ⅱ 内部監査の実務
第1章 内部監査部門の管理(CAEの機能)
(1) 内部監査部門の運営
(2) リスク・ベースの内部監査計画の策定
(3) 最高経営者および取締役会への伝達と報告
(4) 監査資源の管理
(5) 方針と手続
(6) 連携と依拠(Coordination and Reliance)
(7) サービス・プロバイダと内部監査
第2章 内部監査業務の計画の策定
(1) 中長期計画
(2) 年次計画
(3) 内部監査実施計画
(4) 予備調査、事前ミーティング
(5) 監査手続書(作業プログラム)
第3章 内部監査業務の実施
(1) 情報・監査証拠の収集
(2) 監査調書の作成
(3) 個々の内部監査業務の監督
(4) 発見事項と改善案の策定
第4章 業務の結果の伝達および進捗状況のモニタリング
(1) 個々の業務の結果の伝達およびリスクの受容
(2) 進捗状況のモニタリング
第5章 内部監査人が実施するコンサルティング業務
第6章 主要業務プロセスの監査(業務監査)
(1) 業務監査の基本概念-業務監査とは
(2) 内部監査の方向性
第7章 業務プロセスの内部統制理解
(1) 仕入・購買業務における内部統制
(2) 販売業務における内部統制
(3) 経理・財務業務における内部統制
第8章 会計監査
(1) 会計監査の目的
(2) 監査対象
(3) 会計監査の勘所
(4) 内部監査の役割
(5) 外部財務報告に関するリスク
第9章 監査ツール
(1) サンプリング
(2) コンピュータを利用した監査ツール
(3) コンピュータ支援監査技法(CAATs)
練成問題
練成問題解答
Part Ⅲ 会計、情報技術およびビジネス・マネジメント・スキル
第1章 財務会計
(1) 会計の基本概念
(2) 財務諸表の構成-4つの構成要素
(3) 財務分析指標
(4) 貸借対照表の主要項目と留意点
(5) 留意すべき概念と会計処理
第2章 ファイナンス(財務管理)
(1) ファイナンス(財務管理)概論
(2) 運転資本管理
(3) 投資の意思決定
(4) リスク、リターン、および資本コスト
(5) 資本調達の意思決定
第3章 管理会計
(1) 原価計算の基礎
(2) 製造業の売上原価算出-製品別原価計算
(3) 損益分岐点分析(CVP分析)とその活用
(4) 予算
(5) 業績評価
第3章 補足 事例問題集
Ⅰ 製造間接費の配賦-従来型と活動基準原価計算(ABC)
Ⅱ 総合原価計算-完成品原価と月末仕掛品原価の分別
Ⅲ 損益分岐点分析の基礎
Ⅳ 損益分岐点分析の応用-「追加受注」の可否、「事業継続」の可否
第4章 情報技術概論
(1) 情報システム概論
(2) 企業情報システムについて
第5章 情報システムの基礎知識
(1) ハードウェアとソフトウェア
(2) ネットワーク・システム
(3) データベース・マネジメント・システム(Data Base Management System:DBMS)
(4) 電子商取引(Electric Commerce:EC)
(5) システム(アプリケーション)開発
第6章 情報セキュリティ
(1) 情報の安全性とは
(2) 変化するIT環境~BYODとIoTについて
(3) コンピュータネットワークへの脅威
(4) 情報セキュリティ関連法規
第7章 IT統制のフレームワーク
(1) 内部統制のフレームワーク~COSO
(2) COBIT
(3) ITILとISO/IEC2000
(4) ISO/IEC27000
第8章 IT統制とIT監査のポイント
(1) IT統制の目的と分類
(2) J-SoxにおけるIT統制
(3) 情報(資産)セキュリティ
(4) 職務の分離
(5) 障害回復/不測事態への対応-事業継続計画(BCP)
(6) 外部委託と委託企業の内部統制への影響
第9章 マクロ経済理論、ビジネス・プロセス8項目、データ分析
(1) 経営環境とマクロ経済理論
(2) ビジネス・プロセス8項目
(3) データ分析
第10章 経営戦略とグローバル・ビジネス環境
Ⅰ 経営戦略
(1) 経営戦略の展開プロセス
(2) 外部環境・内部要因の分析手法
(3) 競争戦略の理論
(4) 競争戦略以外の意思決定理論
Ⅱ グローバル・ビジネス環境と経営戦略
(1) グローバル・ビジネス環境と経営リスク
(2) 政府の役割と企業活動への影響~自由貿易をめぐって
(3) 文化的要因と異文化コミュニケーション・スキル
(4) グローバル環境における経営戦略
第11章 組織行動とマネジメント・スキル
Ⅰ 組織行動の理解~モチベーションの理論とコミュニケーション
(1) モチベーションに関する理論
(2) モチベーションと関連する制度
(3) コミュニケーション
(4) 組織の業績評価と組織の設計
Ⅱ 集団の運営とリーダーシップ
(1) 集団・グループとチーム
(2) リーダーシップ
Ⅲ 紛争と交渉のマネジメント技法
(1) 紛争(コンフリクト)
(2) 交渉の構造
(3) 交渉の戦術
(4) 交渉スタイルとステップ
第12章 結び ガバナンス、リスク・マネジメント、コントロール~意義と今日的課題
(1) 内部監査の意義
(2) ガバナンス~企業統治の実効性確保
(3) リスク・マネジメント~古いリスク・新しいリスク
(4) コントロール~統制環境および、統制手段の有効性
練成問題
練成問題解答
キーワード集(Part Ⅲ)
資料 「内部監査の専門職的実施の国際基準」
- 担当編集者コメント
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読者の皆さまにご迷惑をおかけいたしましたこと深くお詫び申し上げます。
恐れ入りますが、PDFファイルをご確認の上、本書をご利用くださいますようお願い申し上げます。
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