Q&A AIの法務と倫理

古川 直裕 編著
渡邊 道生穂
柴山 吉報
木村 菜生子

定価(紙 版):6,160円(税込)

発行日:2021/04/23
A5判 / 516頁
ISBN:978-4-502-37731-0

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本の紹介
AI法務に関する各種ガイドラインの基本事項から、現在注目されているAI倫理の議論を詳説。実際にAI開発プロジェクトに携わってきた筆者らにより、技術的側面にも言及。

著者紹介

古川 直裕(ふるかわ なおひろ)
[プロフィール]
弁護士(2010年登録,62期),株式会社ABEJA所属。AI法研究会代表。
情報処理安全確保支援士,スクラムマスター
弁護士事務所所属の弁護士を経て,インハウス弁護士に転身。その後,約3年間にわたりAI研究・開発に従事し,AIの企画,データ収集および前処理,モデル実装・学習,性能評価などAI開発のほぼすべての過程を行う。2020年2月から現職。現在もAIの開発を行っている。2020年7月AI法研究会を設立する。

[主な著作]
『サイバーセキュリティ法務』(共同編著者,商事法務,2021年)
「機械学習システムの法務・コンプライアンスリスク」NBL1146号以下(2019年)
「機械学習システム開発における法務」NBL1119号以下(2018年)

渡邊 道生穂(わたなべ みきほ)
[プロフィール]
弁護士(2014年登録,66期),HEROZ株式会社所属。
法律事務所に所属後,2018年7月以降現職。HEROZ株式会社において法務全般を統括し,AI開発契約・AI利用契約等の契約実務,知財戦略,BtoC領域における消費者対応,その他BtoB領域およびBtoC領域に関わるコンプライアンス業務全般に携わる。取扱分野は,知的財産法,契約実務等。
AI法研究会を共同設立。日本ディープラーニング協会(JDLA)において契約締結におけるAI品質保証を研究。その他東京弁護士会AI部会にも所属し,これらの活動を通じて,AI法務の研究やAI利活用を促進するための活動に従事。

[主な著作]
「法律実務研究第35号(AIと契約の諸問題)」

柴山 吉報(しばやま きっぽう)
[プロフィール]
弁護士・機械学習エンジニア。阿部・井窪・片山法律事務所所属。
AIの開発を行うベンチャー企業に参画し,法務組織の立上げ・ガバナンス体制構築・著作権法改正を踏まえた新規サービス立案等を行った経験を有する。

[主な著作]
『経験者が語る Q&A電子契約導入・運用実務のすべて』(共著,中央経済杜,2021年)
『Q&A AIの法務と倫理』(共著,中央経済社,2021年)
『第4次産業革命と法律実務-クラウド・IoT・ビッグデータ・AIに関する論点と保護対策-』(共著,民事法研究会, 2019年)
「カメラ画像等の利活用時における企業の対応事項」(ビジネス法務2021年9月号)
NewsPicksの連載「AI/DXと社会」

木村 菜生子(きむら なおこ)
[プロフィール]
弁護士(2017年登録,70期),コグニビジョン株式会社所属。
筑波大学法科大学院非常勤講師
取扱分野は主に企業法務全般。システム開発契約,システム開発に関連するセキュリティ業務に携わる。