映像コンテンツ産業の政策と経営―行政・NPO・企業の協働型創造システム

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山崎 茂雄 編著
立岡 浩 編著

定価(紙 版):2,860円(税込)

発行日:2006/05/17
A5判 / 208頁
ISBN:978-4-502-38580-3

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本の紹介
日本の映像コンテンツの持続的発展のためにはどのような政策課題があるのか、またマーケティングをはじめ経営分野でどのような活用が考えられるかを理論・実際両面から解説。

目次


映像コンテンツ産業の政策と経営
目次

 はしがき

第1部 政策論
 第1章 映像コンテンツ産業の公共政策
  1 はじめに
  2 都市のベンチャー育成機能
  3 日本におけるインキュベータ政策の背景と問題点
  4 欧米にみるインキュベータ整備の動向
  5 ソフトなインフラストラクチャーの蓄積と形成
  6 ソーシャル・キャピタルの意義と機能
  7 産業集積とソーシャル・キャピタルの関連性
  8 創造的産業発展に向けた公共政策
  9 むすびにかえて

 第2章 ヨーロッパにおける日本の映像コンテンツ
  1 「ジャパニーズ・クール」とヨーロッパ
  2 イギリスの日本学
  3 マンガとアニメ
  4 国際文化・学術交流の必要性
  5 「ジャパニーズ・クール」振興政策の問題点

 第3章 映画・映像コンテンツ産業育成支援
       ―NPO による地域活性化への取組み
  1 はじめに
  2 映画・映像コンテンツの産業化の沿革
  3 映画・映像コンテンツ産業育成支援−NPO による地域活性化へ
    の取組み
  4 むすび

第2部 マネジメント論
 第4章 映像コンテンツ産業の社会経営政策と公共非営利セクター
  1 はじめに
  2 映像コンテンツ産業のサービス機能
  3 映像コンテンツ産業の領域
  4 映像コンテンツ産業のNPO とPPP
  5 結論と今後に向けて

 第5章 映像マーケティングの試み
  1 映像マーケティングの定義
  2 映像マーケティングの位置づけ
  3 映像コンテンツという言葉のイメージ
  4 映像コンテンツにおける若者への普及と将来的市場
  5 文化と流行への影響力
  6 映像マーケティングとブランド化
  7 まとめ

 第6章 映画・映像コンテンツ産業の振興における公共文化施設の
       可能性
  1 はじめに
  2 映画映像文化をめぐる都市の変化
  3 地方都市の戦略
  4 映画映像文化を担う新しい公共文化施設のモデル
    −せんだいメディアテーク
  5 映画映像産業の展開における公共文化施設の可能性

 第7章 映像コンテンツ産業と著作権管理
  1 映像コンテンツ流通の現状
  2 映像コンテンツと著作権
  3 劇場映画の権利関係
  4 放送番組の権利関係
  5 映像コンテンツの流通促進に向けて
  6 今後の展開

 参考文献

 索引


著者プロフィール 山崎茂雄(やまさきしげお)
福井県立大学大学院経済・経営学研究科助教授
京都大学経済学部卒業,京都大学大学院博士課程修了,京都大学博士
著書・論文
『持続可能な文化政策』(単著,多賀出版,2006年予)
『LLC とは何か―新会社法と合同会社』(編著,税務経理協会,2006年)
『公共政策学』(共著,ミネルヴァ書房,2003年)ほか。

立岡浩(たちおかひろし)
花園大学社会福祉学部助教授
1960年生。東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻博士課程単位取得修了。
現在,東京大学大学院国際保健計画学教室客員研究員を兼任。
著書・論文
『公民パートナーシップの政策とマネジメント』(編著,ひつじ書房,2006年予定)
『地域とNPO のマネジメント』(共著,晃洋書房,2005年)
『NPO・福祉マネジメントの理論と実践』(共編著,日総研出版,2000年)。


























著者紹介

山崎 茂雄(やまさき しげお)

立岡 浩(たちおか ひろし)