環境戦略

勝田 悟

定価(紙 版):2,860円(税込)

発行日:2007/05/25
A5判 / 220頁
ISBN:978-4-502-39280-1

送料について
本の紹介
人類生存の選択権を将来の世代に受け継ぐための手段として、企業が環境戦略を確立する必要性を提唱。環境保全・環境経営の現状を捉えつつ、取るべき方策について提示する。

目次


環境戦略
目次

 はじめに

第1章―事前のコンセンサス
 1.1 環境のコンセプト

 1.2 理系と文系―無意味な壁

 1.3 アイディアと技術管理
  1 MOT
  2 TLO
  3 環境研究の成果,研究者の検索

 1.4 プロジェクトチームの編成
  1 プロジェクト遂行の過程
  2 必要とされる人材
  3 外部機関の利用
  4 プロジェクトチームは柔軟な組織

第2章―環境プロジェクトの管理
 2.1 プロジェクトマネジメント
  1 マネージャーの役割
  2 分析と決定
  3 社外との協力関係
  4 各部門の調整
  5 リスク分析とリスク管理

 2.2 研究開発
  1 ライフサイクルマネジメント
  2 研究開発目標
  3 拡大生産者責任

 2.3 知見の整理
  1 企画の作成
  2 揃えるべき知見
  3 整理と分析
  4 発想と解析

第3章―環境コンセプト
 3.1 商品開発のコンセプト
  1 コンセプトの設定
  2 基本的な考え方
  3 環境ビジネスの分類
  4 プロジェクトの進行プロセス
  5 持続可能な開発
  6 ロハス

 3.2 企業の目標
  1 経営者の意識
  2 企業の社会的な責任―CSR
  3 グリーン調達

 3.3 一般公衆
  1 環境の価値
  2 ノーマナーによる環境汚染
  3 環境教育
  4 環境NGO

 3.4 コモンズ
  1 共有地
  2 温室効果ガスの放出
  3 少子化対策と環境保全
  4 農業の工業化
  5 知的財産

第4章―環境商品の開発
 4.1 考え方
  1 生活と環境
  2 企業と環境
  3 国際的な動向
  4 環境性能
  5 欧米のシステムの導入
  6 動物愛護

 4.2 商品の評価
  1 環境保全の目標と社会的イメージ
  2 製品の価格と社会的な評価
  3 資源の減少

 4.3 施策の方向
  1 行政区分
  2 政府の誘導策
  3 公的業務への民間ノウハウの利用

 4.4 環境ソリューション
  1 物質資源の循環
  2 エネルギー資源
  3 技術と環境

 おわりに

 【参考文献】

 索 引

著者プロフィール 勝田 悟(かつだ さとる)
1960年石川県金沢市生まれ。
東海大学教養学部人間環境学科社会環境課程・大学院人間環境学研究科准教授。工学士(新潟大学)[分析化学],法学修士(筑波大学大学院)[環境法]。
<職歴>政府系および民間シンクタンク(研究員,副主任研究員,主任研究員,フェロー),産能大学経営学部(助教授)を経て,現職。

【主な著書】
[単著]
『環境概論』(中央経済社,2006年)
『早わかり アスベスト』(中央経済社,2005年)
『―知っているようで本当は知らない―シンクタンクとコンサルタントの仕事』(中央経済社,2005年)
『環境情報の公開と評価−環境コミュニケーションとCSR―』(中央経済社,2004年)
『―持続可能な事業にするための―環境ビジネス学』(中央経済社,2003年)
『環境保護制度の基礎』(法律文化社,2004年)
『環境論』(産能大学;現 産業能率大学,2001年)
『―汚染防止のための―化学物質セーフティデータシート』(未来工研,1992年)など
[共著]
『―文科系学生のための―科学と技術』(中央経済社,2004年)
『現代先端法学の展開〔田島裕教授記念〕』(信山社,2001年)
『―薬剤師が行う―医療廃棄物の適正処理』(薬業時報社;現 じほう,1997年)
『石綿代替品開発動向調査〔環境庁大気保全局監修〕』(未来工研,1990年)など


























著者紹介

勝田 悟(かつだ さとる)
[プロフィール]
1960年石川県金沢市生まれ。東海大学教養学部人間環境学科・大学院人間環境学研究科 教授(大学院研究科長)。工学士(新潟大学)[分析化学],法修士(筑波大学大学院)[環境法]。

<職歴>
政府系及び都市銀行シンクタンク研究所(研究員,副主任研究員,主任研究員,フェロー),産能大学(現 産業能率大学)経営学部(助教授)を経て,現職。

<専門分野>
環境法政策,環境技術政策,環境経営戦略。

社会的活動は,中央・地方行政機関,電線総合研究センター,日本電気工業会,日本放送協会,日本工業規格協会他複数の公益団体・企業・民間企業の環境保全関連検討の委員長,副委員長,副委員長,委員,会長,アドバイザー,監事,評議会などを務める。

[主な著作]
[単著]
『環境学の基本 第4版』(産業能率大学,2022年[第1版,2012年])
『生活環境とリスク-私たちの住む地球の将来を考える-第3版』(産業能率大学出版部,2021年[第1版,2015年])
『科学技術の進展と人類の持続可能性』(中央経済社,2021年)
『環境政策の変貌 地球環境の変化と持続可能な開発目標』(中央経済社,2020年)
『環境政策の変遷 環境リスクと環境マネジメント』(中央経済社,2019年)
『ESGの視点 環境,社会,ガバナンスとリスク』(中央経済社,2018年)
『環境概論 第2版』(中央経済社,2017年[第1版,2006年])
『環境保護制度の基礎 第4版』(法律文化社,2017年[第1版,2004年])
『環境責任 CSRの取り組みと視点-』(中央経済社,2016年)
『原子力の環境責任』(中央経済社,2013年)
『グリーンサイエンス』(法律文化社,2012年)
『環境政策-経済成長・科学技術の発展と地球環境マネジメント-』(中央経済社,2010年)
『地球の将来-環境破壊と気候変動の驚異-』(学陽書房,2008年)
『環境戦略』(中央経済社,2010年)
『早わかり アスベスト』(中央経済社,2005年)
『-知っているようで本当は知らない-シンクタンクとコンサルタントの仕事』(中央経済社,2005年)
『環境情報の公開と評価-環境コミュニケーションとCSR-』(中央経済社,2004年)
『-持続可能な事業にするための-環境ビジネス学』(中央経済社,2003年)
『環境論』(産能大学:現 産業能率大学,2001年)
『-汚染防止のための-化学物質セーフティデータシート』(未来工研,1992年)

[共著]
『先端技術・情報の企業化と法〔企業法学会編〕』(文眞堂,2020年)
『企業責任と法-企業の社会的責任と法の在り方-〔企業法学会編〕』(文眞堂,2015年)
『21世紀のKEYWORD plus50 東海大学教養学部40周年記念』(東海大学出版会,2008年)
『-文科系学生のための-科学と技術』(中央経済社,2004年)
『現代先端法学の展開〔田島裕教授記念〕』(信山社,2001年)
『-薬剤師が行う-医療廃棄物の適正処理』(薬業時報社:現 じほう,1997年)
『石綿代替品開発動向調査〔環境庁大気保全局監修〕』(未来工研,1990年)