テキストブック租税法〈第３版〉

本の紹介

大学法学部の教科書として標準的な内容とすべく、ただし著者それぞれの専門性を活かして執筆されたテキスト。近年大きく動いている国際課税も充分な紙幅をとって解説する。

水野 忠恒（みずの ただつね）
［プロフィール］
1951年6月　 東京生まれ
1975年3月　 東京大学法学部第1類（私法コース）卒業
　　　　　　東京大学法学部助手を経て
1978年11月　東北大学法学部助教授
1992年4月　 東北大学法学部教授
1994年4月　 早稲田大学法学部教授
1994年12月　東京大学博士（法学）（博士論文「アメリカ法人税の法的構造」）
1997年4月　 一橋大学法学部教授
1999年4月　 一橋大学大学院法学研究科教授（改組による）
　　　　　　一橋大学大学院法務研究科（法科大学院）教授兼務
2010年11月　紫綬褒章
2012年4月　 明治大学経営学部教授
　これまで政府税制調査会委員（法人課税小委員会委員長，非営利法人課税ワーキンググループ座長），関税等不服審査会会長，国税審議会委員等を歴任
2015年4月　 一橋大学名誉教授

［主な著作］
『アメリカ法人税の法的構造一法人取引の課税理論』（有斐閣，1988)
『消費税の制度と理論』（弘文堂，1989)
『国際課税の制度と理論一国際租税法の基礎的考察』（有斐閣，2000)
『所得税の制度と理論ー「租税法と私法」論の再検討』（有斐閣，2006)
『租税行政の制度と理論』（有斐閣，2011)
『租税法』（第1版～第5版：有斐閣，2003～2011)