資源蓄積のジレンマ―新興国市場戦略の本質的課題とその超克
- 本の紹介
- 日本企業が抱えている経営課題として、新興国市場における柔軟な経営戦略転換の阻害要因(資源蓄積のジレンマ)の存在を指摘し、それを超克するためのマネジメントを解明する。
目次
序 章 新興国市場戦略の本質的課題
第Ⅰ部 先行研究のレビュー
第1章 日本企業研究の系譜と日本企業の課題
第2章 経営資源と組織能力に関する研究
第3章 経営資源による多国籍企業の優位性と海外子会社のマネジメント
第4章 分析の視点と方法
第Ⅱ部 新興国市場戦略の本質的な課題
第5章 事例分析:中国市場における戦略的行動と競争地位の変化
補 論 中国液晶テレビ市場における製品戦略
第6章 事例分析:戦略的行動と経営資源の蓄積
第Ⅲ部 課題解決のためのマネジメント
第7章 質的比較分析:知識の移転・受容と経営成果
第8章 実証分析:海外子会社のマネジメントが知識創造に及ぼす影響
終 章 本書の結論
- 担当編集者コメント
- 多国籍企業学会 第13回学会賞「学会研究奨励賞」を受賞いたしました(2022年6月25日)。