- 本の紹介
- 世界屈指の価格戦略の第一人者の自伝。ドラッカーに次いで、最も影響のある経営思想家に選出され、世界的ベストセラーをもつサイモン氏の生い立ち・ビジネス・交流のすべて。
目次
はじめに
第1 章 ルーツ
時間と空間
過去との深いつながり
何世紀にもわたって
ドイツ極西部,ポーランド,またドイツへ
ヨーロッパ―運命と我が祖国
アイフェル
第2 章 言語の絆
中世さながらの世界で育った
故郷の大地でできている
1教室で8学年の生徒を教える
運命の朝の決定
ギムナジウム
境界線を破る
第3 章 雷鳴の時代
打ち砕かれた夢
空軍に入る
ドナウホール襲撃事件
人命を奪った手榴弾
爆弾は珍しくもない当たり前の物品だった
空飛ぶ棺と呼ばれた戦闘機
後日談―雲の上で
第4 章 勉強に目覚める
面白おかしい遊びばかりではない
お金を稼ぐ
投資ファンドを販売する
経済学は数学か?
学生の政治活動
学生時代の社会生活
院生助手
大学教員の資格
第5 章 アメリカ
-チャールズ川からシリコンバレーへ
夢がかなった!
MIT で研究に没頭する
髪に飾った花
「バック・トゥ・マサチューセッツ」 ハーバードへ
ハーバード文化
アメリカ! アメリカ!
第6 章 日本,我が日本よ
ライジングサンの向こう側へ
日本で歓迎を受ける
どこまでも続く山手線
東京で迷子になる
学者兼仲人
日本人研究者を探索する
日本の家庭で
生魚を食べる
日光や鎌倉などの美しい場所
中津川
ドイツにおける日本
我が師としての日本
ノーと言わない「ノー」
第7 章 世界を巡る
フランスにいる神様のように
スロベニアの美しさ
再びワルシャワ/ポーランドへ
ケープ オブ グッド ホープ
運命の統合―韓国
広大な国―中国
足止めを食らって香港へ
世界の端へ
ジョンおじさん
大きな豚肉のロースト
最果ての地にある村
パプアの「子どもたち」
宣教師
シンブのパパ
2度の大晦日
第8 章 大学生活とその先
「この世でお互いに会わなければ……」
城の主になる
ビジネスネットワークの確立
ヨハネス・グーテンベルクと過ごした時間
本の執筆活動
実務へのステップ
魅力的な誘い
第9 章 価格の魅力
付け値に対してなす術もなく
価格の魔法と謎
価格のどこに惹かれたのか
プレティウム―古代ローマ人の遺産
価格が最初に来るとき
価格決定力は極めて重要である
価格を未知の領域に持ち込む
価格の哲学
ソクラテスとアリストテレスが考えた価格
トーマス・アクィナスが考えた価格
カール・マルクスの考えた価格
主観的価値
価格と神
私がたどってきたプライシングに関する道筋
第10章 隠れたチャンピオンの秘密
戦略とリーダーシップの成功―逆の観点から
人と存在意義の統合
一意専心
大胆不敵さ
スタミナと忍耐力
他の人々をやる気にさせる力
隠れたチャンピオンコンセプトの世界的な受け入れ
第11章 鷲の翼の上で
何事もはじめは難しい
価格を超えて
ビジョンとリーダーシップ
グローバル化
「人的資本」対「金融資本」
一線を退く
未知の領域に挑む
旅の詩人
タイプの違う本を書く
第12章 出会い
ピーター・ドラッカー
ヘルマン・ザ・ジャーマン
テッド・レヴィット
ヨーゼフ・ヘフナー枢機卿
フィリップ・コトラー
マーヴィン・バウアー
ハンス・リーゲル
中田智洋
楊樹仁(ヤン・シューリェン)
李美敬(ミキー・リー)
第13章 魔法の瞬間
大きく外れた予測
実在しない場所からの帰還
よみがえった祖先
アフリカに渡る
9月11日
モスクワの夜
身動きができない状態に
東京とメキシコシティの地震
4万年後の世界
第14章 人生の学校
受けた支援に感謝する
明日のことは心配しない
健康に生きる
地に足をつける
徹底的にシンプルに!―KISS(Keep it simple, stupid)の原則
ポラリティ(両極性)・リーダーシップ
自分の時間の配分
法律専門家とは距離を置く
過敏に反応しない
後戻りできない状況をつくらない
ささやかな知恵の真珠
終わりに