- 本の紹介
- 人事・賃金制度改革の本質は、能力・役割・成果主義(日本型成果主義)人事制度の構築が不可欠であり、さらに重要なことは、その運用であることを詳しく解説する。
目次
はじめに
第 1 章 働き方新時代の人事と賃金のあり方
1 人事・賃金制度のベストな選択
1-1 日本の人事制度の変遷
1-2 新たな人事・賃金制度へのパラダイム転換
1-3 年功主義人事のメリットとデメリット
1-4 能力主義の人事と賃金
1-5 役割・成果主義の人事と賃金
1-6 これからのベストな人事・賃金制度の選択とは
2 成功する能力・役割・成果主義人事制度の導入の仕方
2-1 目標面接制度の確立
2-2 能力主義人事制度における昇格管理の実際
2-3 役割・成果主義人事制度の成立のために
3 人事システム転換期の実務的留意点
3-1 管理者の意識改革の必要性
3-2 管理者能力の問題
3-3 管理職に今求められる真の実力
4 ツーラダー人事システムの鍵を握る目標面接制度と人事考課
4-1 目標面接と人事考課の位置づけの再確認
4-2 目標面接で絶対基準の確認
4-3 目標面接がすべての人事制度の出発点
5 これからの人事考課制度のあり方
5-1 人事考課の運用実務のポイント
5-2 人事考課のつけ方の基本
5-3 人事考課の留意点
5-4 加点主義育成型人事考課の活用
5-5 人材を育てる人事考課のチャレンジシステム
5-6 期待像を基準とする絶対考課の課題
5-7 人事異動があったときの人事考課のつけ方
5-8 成績考課の難易度業務評価の仕方
5-9 人事考課の実務運用の問題点
5-10 人事考課の本音
6 生産性向上は人材の活かし方次第
6-1 人材の採用
6-2 ジョブ型人材の雇用と活用
6-3 キャリア開発の仕組み
6-4 昇進管理の進め方
6-5 人材育成と人事異動の関連性
6-6 人事異動と人事考課の有利・不利の課題
第 2 章 能力・役割・成果主義賃金制度の総点検
1 賃金体系の選択
1-1 賃金体系の種類
1-2 賃金体系選択の留意点
2 これからの管理職,専門職,専任職の賃金のあり方
2-1 役割・成果主義(日本型成果主義)賃金制度導入の必要性
2-2 職能給・役割給・職務給の特色
2-3 職能給か成果主義賃金か,ベストな賃金の選択
2-4 職能給から成果主義賃金への展開の仕方
3 賃金の構造と決め方
3-1 生計費から見た賃金決定のあり方
3-2 生計費論の必要性
3-3 賃金決定要因
3-4 基本給の組み立て方
3-5 役割給とは役割の違いを受けた賃金
3-6 望ましい賃金体系
4 半日でできる賃金表の作り方
4-1 簡単にできる賃金表の作成
4-2 諸手当の支給
4-3 学歴による賃金格差問題
4-4 学歴による賃金格差問題の解消方法
5 賃金制度構築の留意点
5-1 モデル賃金の活用
5-2 シニア社員の賃金
5-3 中途採用者の賃金
5-4 職種別個別賃金表作成の必要性
5-5 年俸制賃金の留意点
5-6 第2の賃金「賞与」の取り扱い
5-7 第3の賃金「退職金」の支給
6 第4の賃金「成果配分賃金」の導入
6-1 付加価値とは何か
6-2 成果配分賃金(目標超過成果)を組織へ還元
6-3 生産性と賃金の支払い
6-4 生産性と適正な従業員数
第 3 章 採用から退職まで,新・人事制度の実務運用
1 新卒採用と中途採用
1-1 能力・役割・成果主義時代の新卒,中途採用のポイント
1-2 これからの新卒採用の留意点
1-3 中途採用の留意点
1-4 試用期間と能力資格等級の格付け
1-5 中途採用者の年収保証
2 パートタイマーの採用と賃金
2-1 2種類のパートタイマー
2-2 パートタイマーの賃金の留意点
2-3 パートタイマーの賃金水準
2-4 パートタイマーの賃金設計
第 4 章 人材育成論とその実際
1 経営理念から探る期待する人材像
1-1 経営理念とは何か
1-2 経営理念の浸透
1-3 期待する人材像の明示
2 人材育成の実際
2-1 人材の育成と適材適所での活用
2-2 管理者の育成
2-3 自立型人材を育てる仕掛けづくり
2-4 コンピテンシー評価による人材の育成と活用
2-5 これからの人材育成と活用の留意点
第 5 章 人事・賃金制度改革の成功の鍵
1 環境変化に適応した人事戦略
1-1 仕事の見直しによる人事戦略
1-2 経営戦略の具現化 19
1-3 リモートワークが変える人事管理
1-4 人事管理の歴史的変遷
1-5 人事制度構築基本的要件の再確認
2 人事制度改革を成功に導くために
2-1 トップとしての役割
2-2 ジョブ型雇用へのシステム転換
2-3 人事の運・不運
2-4 改善と改革の違い
2-5 基礎体力をつけ日本型成果主義へ
おわりに