超入門コンパクト租税法〈第2版〉

木山 泰嗣

定価(紙 版):2,750円(税込)

発行日:2022/03/08
A5判 / 232頁
ISBN:978-4-502-42571-4

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本の紹介
租税法を1から学びたい人のためのテキスト。勉強のしかた、押さえておくべき5つの基本などを丁寧にやさしく解説。リサーチ方法を追加し、法改正+最新判例に対応した第2版。

目次

改訂版まえがき
まえがき―「租税法,おもしろい」

第1章 他の法体系との関係から「租税法の輪郭」を知ろう
 1 憲法との関係 
 2 刑法との関係 
 3 民法・商法・会社法との関係 
 4 行政法との関係 
 5 民事訴訟法との関係 

第2章 租税法はどのように勉強したらよいのか?
 1 課税要件の基本から学ぼう 
  2 租税法の基本は所得税法 
 3 所得税法はどのように学べばよいか? 
 4 所得税法の思考プロセスをたどってみよう 
 5 法人税法は,所得税法の応用として学べる? 

第3章 租税法はどのような法律なのか?
 1 租税法の全体像 
 2 周辺法令等との関係(通達・事務運営指針など) 
 3 課税と徴収 
 4 課税要件(実体法)と課税手続(手続法) 
 5 本法と措置法 

第4章 租税法の基本はこの5つ
(課税要件の基本を学ぶ)
 1 納税義務者 
 2 課税物件 
 3 課税物件の帰属 
 4 課税標準 
 5 税 率 

第5章 租税法にはどのような概念(基本原則)があるのか?
  1 租税法律主義 
 2 申告納税制度と賦課課税制度 
 3 権利確定主義 
 4 債務確定主義 
 5 費用収益対応の原則 

第6章 租税法の試験ではどのような答案を書けばよいのか?
 実 践 編 試験の問題を解いてみよう 

第7章 租税法のブックガイド
 実 践 編 租税法の本を読んでみよう 

第8章 租税法のリサーチ
 1 条文のリサーチ 
 2 判例のリサーチ 
 3 論文のリサーチ 
 4 その他の資料のリサーチ 

あとがき 

著者紹介

木山 泰嗣(きやま ひろつぐ)
[プロフィール]
青山学院大学法学部教授(専攻は税法)
横浜生まれ。上智大学法学部法律学科卒。2001年司法試験合格。2003年弁護士登録(第二東京弁護士会)。2015年4月から青山学院大学法学部教授に就任。
「むずかしいことをわかりやすく」,そして「あきらめないこと」がモットー。
Twitter(X):@kiyamahirotsugu

[主な著作]
『税務訴訟の法律実務』(弘文堂,第34回日税研究賞「奨励賞」受賞)
『新・センスのよい法律文章の書き方』(中央経済社)
『入門課税要件論』(中央経済社)
『小説で読む民事訴訟法』(法学書院)
『小説で読む租税法』(法学書院)
『分かりやすい「所得税法」の授業』(光文社新書)
『反論する技術』(ディスカヴァー・トウエンティワン)
『教養としての「税法」入門』(日本実業出版社)
『分かりやすい「法人税法」の教科書』(光文社)
『税法思考術』(大蔵財務協会)
『リーガルマインドのあたらしい教科書』(大蔵財務協会)