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- 東京商工会議所主催eco検定の合格者をスキルアップさせ、食・農分野のスペシャリストを養成する分野別テキスト。地産地消、食の安全など食に関する正しい知識を説明。農業・漁業編と対書。
目次
        
  
    
      
      
    
    
      エコリーダー公式テキスト
      <食・農>エコリーダーになろう 食育編
      
      
    
    
      
    
    
      目次
      
 刊行にあたって
 はじめに
 
 プロローグ 食べる事は,生きる事
 
      第Ⅰ部 グローバル化する食の世界
       第1章 日本の食卓は元気かな?―自給率からみる胃袋
  1 食料自給率
  2 1日の食事からみる食料自給率
  3 今,そこにある危機
       第2章 貿易優先から食糧主権へ
             ―グローバル化のなかの食糧問題
  1 10億人の栄養不足人口
  2 WTO体制と飢餓半減目標の矛盾
  3 グローバル化をめぐる2つの流れ ……ほか
       第3章 環境も生産力に影響する!―大気・土壌・生物・技術
  1 大気環境
  2 土壌環境
  3 生物環境
       第4章 発展の裏で進行する危機―薄氷を踏むアジア食糧事情
  1 世界の米生産と消費は
  2 “緑の革命”とその後の需給
  3 避けられない食料の囲い込み
       第5章 讃岐うどんの原料?―オーストラリア小麦と旱魃
  1 讃岐地方のうどんを取り巻く自然条件
  2 1965(昭和40)年代頃まで香川県産小麦が主流
        3 エポックを迎えた讃岐うどん~オーストラリア産小麦の輸入
          ……ほか
       第6章 日本とアメリカ―食糧から見た深い関係
  1 輸入大国・日本の胃袋
  2 清潔イメージのアメ リカ農産物
  3 世界有数の競争力持つアメリカ農業 ……ほか
       第7章 食・農・貿易に関する国際機関―FAOとWFP
  1 FAOとは?
  2 WFPとは?
       第8章 穀物メジャーとは何か―国際食糧貿易の影の主役
  1 穀物メジャーとは何か?
  2 穀物メジャーの強みと機能
  3 穀物事業の本質とは ……ほか
       第9章 フード・マイレージという視点―距離が物語る環境
  1 環境に負荷を与える食糧輸送のCO2 排出
  2 日本は,「フード・マイレージ」の最も高い国
  3 フード・マイレージを減らす方法 ……ほか
       第10章 バーチャルウォーターというモノサシでみる食と農
  1 オーストラリアの水がめが左右する穀物相場
  2 バーチャルウォーターでみえる日本の水危機
  3 バーチャルウォーターで投げかけるさまざまな問題点
      第Ⅱ部 「食」の安全と安心を求める
           ―生産・流通・消費の現場から
       第1章 生産地から食卓まで―食品ビジネスをみる
  1 進む食の外部化,簡便化
  2 価格を決定する市場メカニズム
  3 加工食品の価格形成 ……ほか
       第2章 安全性の問題はなぜ多発するのか
  1 安全性の問題はなぜ起こるのか?
  2 「食」と「農」の距離と安全性リスク
  3 具体的な安全性の問題①―ダイオキシン問題― ……ほか
       第3章 BSE,病原性大腸菌,鳥,豚インフルエンザの行方
  1 相次ぐ動物由来感染症の発生
  2 動物由来感染症への対応
       第4章 スローフードとファーストフード―食への期待
  1 スローフードとは
  2 スローフード運動の歴史
  3 スローフード運動の背景 ……ほか
       第5章 「食と農との距離の拡大」と地産地消―風土に根ざしたフード
  1 今,若者の食は
  2 食の外部化,簡便化の進展
  3 「食」と「農」との距離の拡大 ……ほか
       第6章 世界で評価される「日本型食生活」。なぜ人気? 
  1 日本食の人気の理由
  2 マクバガン報告が評価する日本食
  3 「日本型食生活」とは
       第7章 食教育・家族の食卓の社会学
  1 偏り始めた「日本型食生活」の黄金比
  2 朝食の欠食や過度のダイエットが引き起こす問題
  3 単独世帯の増加で変わる食料消費の仕方 ……ほか
      第Ⅲ部 海からのおいしい贈り物―魚食王国日本
       第1章 海洋王国・日本の現状―魚が食べられなくなる?
  1 魚食の危機とは
  2 「魚離れ」の状況
  3 買い物様式の変化 ……ほか
       第2章 世界一のエビ好き国民―アジアとつながる環境問題
  1 エビ輸入大国,日本!
  2 失われた魚付林マングローブ
  3 残留抗生物質と深刻な水質汚染 ……ほか
       第3章 魚の王様「マグロ」は今後,食卓から消える? 残る?
  1 マグロ類の漁獲・生産について
  2 マグロ類の資源状態について
  3 マグロ類の市場動向 ……ほか
       第4章 世界の水産資源と環境―保護と利用の国際ルール
  1 世界の水産資源の状況
  2 海の憲法:国連海洋法条約と総漁獲可能量
  3 FAO の「責任ある漁業」とは ……ほか
       第5章 日本の捕鯨,および鯨食文化をめぐる国際論争
  1 日本列島に生きた人々と鯨
  2 横浜開港を促した欧米の捕鯨船団
  3 日本の捕鯨技術の発展と国際化 ……ほか
       第6章 うつりゆくこそ里の海なれ―里海を考える視点
  1 「里海(さとうみ)」ってなんだろう?
        2 「里海」を考える2つのアプローチ
          …「海」,「漁村」ではなく,なぜ「里海」なのか?
  3 コミュニティーの核が復活してきたことに眼を向けよう
       エピローグ 環境・自給率・農地・安全性―
       食の課題に挑む私たち
       学ぶ人々へ~「食・農エコリーダー」に期待する
 
       資料
  1 生活協同組合のめざす「安全・安心・持続可能な食」
  2 関連用語
 
       索 引
      
    
    
      
    
    
      
      
      著者プロフィール
      
    
    
      ■編者紹介
      東京商工会議所
      東京商工会議所は,東京23区に事業所を持つ法人,個人,団体などを会員とする地域総合経済団体です。
      「商工会議所法」に基づき,経済のみならず社会福祉も対象としている〈公共性〉,あらゆる業種・規模の会員で構成される〈総合性〉,地域を基盤として成り立っている〈地域性〉,そして世界各国の商工会議所と連携する〈国際性〉が特徴です。
      加えて,中小企業が会員の多くを占めていることが東京商工会議所のもう1つの大きな特徴であり,中小企業の経営基盤の強化や新たな成長のために,幅広い経営支援活動を行っています。
      
      ■著者紹介
      アース・ワークス
      科学ドキュメンタリー番組の企画・製作&シンクタンク業務を柱にする企業=アース・スピリット株式会社の中に設置された非営利活動・社会貢献活動部門。これまで都市計画・町おこし支援,NPOの映像製作支援,学術調査・研究支援,大学のインターシップ支援,国連活動の支援,農林水産業の支援etc. を実施。
      アース・ワークスには農林水産業の専門家・建築家・デザイナー・芸術家・農業者・研究者等が多数参加し,議論の成果を様々な分野で活かす努力を行っている。
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
    
    
      
    
  
          








