- 本の紹介
- IFRSの基本的な考え方・全体像を体系的に解説した、IFRSテキストの決定版。第7版では、IFRS第3号「企業結合」の改正やISSBの設置などをフォロー。
目次
第Ⅰ部 総論:IFRSの考え方
第1章 IFRSとは何か
Ⅰ 国際財務報告基準(IFRS)
Ⅱ IFRSをめぐる組織
Ⅲ IFRSの特徴といわれているもの
Ⅳ IFRSの日本における位置づけ
Ⅴ IFRSの初度適用
第2章 概念フレームワーク(1)─財務報告とその目的─
Ⅰ IASBの概念フレームワークの位置づけ
Ⅱ IFRSが対象とする企業
Ⅲ 財務報告の機能
Ⅳ 財務報告の目的
Ⅴ 意思決定にあたって有用な情報
Ⅵ 財務情報の質的特性
第3章 概念フレームワーク(2)─財務諸表の構成要素とその認識・測定
Ⅰ 財務諸表の構成要素
Ⅱ 財務諸表の構成要素の認識
Ⅲ 財務諸表の構成要素の認識の中止
Ⅳ 財務諸表の構成要素の測定
Ⅴ 資本および資本維持の概念
第4章 IFRSの考え方とその背景(1)─企業価値評価モデルによる考察─
Ⅰ 財務報告の目的と企業価値評価モデル
Ⅱ 将来予測に役立つ利益情報
第5章 IFRSの考え方とその背景(2)─資産負債アプローチと包括利益―
Ⅰ 資産負債アプローチと収益費用アプローチ
Ⅱ 包括利益とその分解
第Ⅱ部 各論:IFRSの解説
第6章 IFRSによる財務諸表
Ⅰ 財務諸表の表示
Ⅱ 財務諸表の構成
Ⅲ 財務諸表の一般的な特徴
Ⅳ 財政状態計算書(a statement of financial position)
Ⅴ 当期純利益およびその他の包括利益計算書
Ⅵ 資本変動計算書(a statement of changes in equity)
Ⅶ キャッシュフロー計算書(IAS第7号)
Ⅷ 会計方針等(IAS第8号)
Ⅸ 財務諸表の表示に関する動向
第7章 IFRSによる営業活動の会計(1)
Ⅰ 営業活動の会計の考え方
Ⅱ 棚卸資産
Ⅲ 収益の認識
第8章 IFRSによる営業活動の会計(2)
Ⅰ 営業活動における投入要素の会計の考え方
Ⅱ 引当金
Ⅲ 退職給付
Ⅳ ストック・オプション
第9章 IFRSによる固定資産の会計(1)
Ⅰ 固定資産に関する会計の考え方
Ⅱ 有形固定資産
Ⅲ 無形固定資産
Ⅳ 固定資産の減損
第10章 IFRSによる固定資産の会計(2)
Ⅰ 賃貸借する固定資産に関する会計の考え方
Ⅱ リース
Ⅲ 投資不動産
第11章 IFRSによる金融商品の会計(1)
Ⅰ 金融商品に関する会計の考え方
Ⅱ 金融商品の定義と表示
Ⅲ 金融資産の認識と測定
Ⅳ 金融負債の認識と測定
第12章 IFRSによる金融商品の会計(2)
Ⅰ 金融商品に関する会計の考え方
Ⅱ ヘッジ会計
Ⅲ 金融商品の認識の中止(derecognition)
Ⅳ 公正価値測定
Ⅴ 外貨建取引の換算
第13章 IFRSによる組織再編の会計
Ⅰ 組織再編に関する会計の考え方
Ⅱ 企業結合に関する会計処理の概要
Ⅲ 識別可能な取得した資産、引き受けた負債および被取得企業の非支配株主持分の認識と測定
Ⅳ のれんまたは割安購入益の認識および測定
Ⅴ 測定期間における取扱い
第14章 IFRSによる持分投資の会計
Ⅰ 持分投資に関する会計の考え方
Ⅱ 子会社に対する持分投資
Ⅲ 関連会社に対する持分投資
Ⅳ 共同支配企業に対する持分投資
- 担当編集者コメント
- IFRS(国際財務報告基準)テキストとして、絶大な信頼をいただいている本書。
このたび、第7版を刊行しました。
第7版では、IFRS3号「企業結合」の改正や国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)の設置など、2022年3月までのIFRSの動向や各種改訂をフォローしています。
また、各章末の練習問題(エクササイズ)やコラムをますます充実させています。
これからIFRSを学習しようとする方だけでなく、実務家や会計専門家にとってもおすすめです。