法律学者の貨幣論―デジタル通貨・CBDCの未来

久保田 隆

定価(紙 版):3,630円(税込)

発行日:2023/09/07
A5判 / 288頁
ISBN:978-4-502-46651-9

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本の紹介
暗号資産が普及し、日本銀行がデジタル円の実証実験を行うなど通貨の在り方が問い直される時代となった。法学者の立場から、現状の分析を行い、自身の法的貨幣論を展開する。

著者紹介

久保田 隆(くぼた たかし)
[プロフィール]
早稲田大学大学院法務研究科教授。国際商取引学会会長と国際商事研究学会会長を歴任。「日本法令の国際発信の推進に向けた官民戦略会議」元メンバー。博士(国際公共政策,大阪大学),LL.M.(ハーバード大学),修士(法学,東京大学)。国際経済法学会理事,国際取引法学会理事,国際法協会通貨法委員会オプザーバー。
1966年東京生まれ。1990年に東京大学法学部卒業後,日本銀行に入行,派造留学(東京大学大学院,ハーバード大学大学院)を経て,1998年より名古屋大学,2004年より早稲田大学法科大学院で教鞭をとり,現在に至る。

[主な著作]
『資金決済システムの法的課題」国際書院(2003年)
『ブロックチェーンをめぐる実務・政策と法』中央経済社(2018年)
『Cyberlaw for Global E-Business : Finance, Payment, and Dispute Resolution』_Information Science Reference (2007年)
『ウィーン売買条約の実務解説〈第2版〉』中央経済社(2011年:杉浦保友と共編著)