

新「レピュテーショナル・リスク」管理論―SNS時代の情報の加速化・拡散にどう対応するか
- 本の紹介
- 情報の拡散が急速かつ無方向に拡大する時代に、レピュテーション管理をいかに行うべきか。非財務リスク管理を実際に行っている専門家の経験と知識をもとに解説した決定版。
目次
第1章 レピュテーショナル・リスクが注目を集めている背景
1 レピュテーショナル・リスクとは何か
2 これまでのバーゼル委の議論の経緯
3 最近になって管理の必要性が高まってきた背景
第2章 レピュテーショナル・リスク管理の新たな管理枠組み
1 定義とリスク管理上の位置づけ
2 配慮すべきステークホルダー
3 ガバナンス・管理体制
第3章 予兆管理・管理手法
1 管理手法・予兆管理の概要
2 予兆管理 他外部事象の活用
3 テキストマイニング
4 レピュテーショナル・リスク VaR
5 KPI(KRI)の設定
6 レピュテーション評価機関
第4章 モニタリング・エスカレーション
1 カバーすべき範囲
2 ガバナンス体制
3 経営報告
4 対応策の検討
第5章 アペタイトへの反映
1 非財務項目とアペタイト
2 アペタイトによる管理
3 3線防衛とアペタイト
4 具体的なアペタイトのイメージ
第6章 進化,拡大するレピュテーショナル・リスク
1 サードパーティまで考慮したレピュテーショナル・リスク
2 サステナビリティに関連したレピュテーショナル・リスク
3 ブランド名毀損等とレピュテーショナル・リスク
第7章 ケーススタディ
1 SVB(シリコンバレーバンク)
2 ウェルズ・ファーゴ
3 ソシエテ・ジェネラル
4 シティ
5 RBS(NatWest Group)
第8章 レピュテーションとブランドの価値及び企業価値経営における実践実務
1 レピュテーション価値とブランド価値
2 企業価値経営推進のためのレピュテーション価値の経営管理