- 本の紹介
- 検討・実行・解消などの局面ごとにポイントを整理し詳解。法改正等をフォローし、スタートアップ企業との提携、ESGなどを新設し、構成も大幅に見直した8年ぶりの第3版。
目次
第1章 資本・業務提携とは
1⃣ 資本提携とは
2⃣ 業務提携とは
第2章 資本・業務提携の検討の開始から実行まで
1⃣ 資本・業務提携の検討の開始から実行までのプロセス
2⃣ 秘密保持契約の締結
3⃣ 基本合意書の締結
4⃣ フィージビリティ・スタディ
5⃣ DD(デューディリジェンス)
6⃣ 資本・業務提携契約の締結・実行
第3章 資本提携契約
1⃣ 資本提携契約の概要
2⃣ 資本の取得・資本関係の構築に関する合意
3⃣ 資本の取得・資本関係構築後の提携等に関する合意
第4章 合弁契約
1⃣ 合弁契約の概要
2⃣ 合弁会社の組成に関する合意
3⃣ 合弁会社の運営等に関する合意
第5章 業務提携契約
1⃣ 業務提携契約の概要
2⃣ 生産提携
3⃣ 販売提携
4⃣ 技術提携
5⃣ 共同開発に関する提携
6⃣ その他包括的な業務提携
7⃣ 業務提携を実効性あるものとするための実務上の工夫
8⃣ 親子会社間の取引をめぐる問題点
9⃣ 会計・税務上の問題点
第6章 資本・業務提携における手続上の留意点
1⃣ 資本・業務提携における手続の概要
2⃣ 第三者割当とは
3⃣ 第三者割当増資に関する会社法上の手続
4⃣ 第三者割当増資に関する会社法上の規制
5⃣ 第三者割当増資に関する金商法上の手続
6⃣ 発行開示・継続開示に係る責任
第7章 資本・業務提携とESG
1⃣ 序
2⃣ ESG デューディリジェンス
3⃣ 資本・業務提携契約とESG
4⃣ 資本・業務提携関係の深化とESG
第8章 業務提携における独禁法上の留意点
1⃣ 業務提携と独禁法
2⃣ 業務提携に関する問題
3⃣ 業務提携に伴う情報交換に関する問題
第9章 資本・業務提携における知的財産法と独禁法・競争法の交錯
1⃣ 知的財産権に係る資本・業務提携と独禁法・競争法
2⃣ 技術ライセンスに係るカルテル
3⃣ 技術ライセンスの拒絶等による他事業者の排除
4⃣ 技術ライセンスに係る条件による競争減殺
第10章 スタートアップ企業との資本・業務提携
1⃣ 序
2⃣ 提携・協業の一手法としてのスタートアップ投資
3⃣ スタートアップ投資の流れ
4⃣ スタートアップ企業への投資の対象-種類株式の活用
5⃣ 投資関連契約等の概要
6⃣ 種類株式の内容
7⃣ 株主間契約の概要
8⃣ 株式引受契約の概要
9⃣ 新株予約権付社債とコンバーティブル・エクイティ
第11章 事業再生の場面における資本・業務提携
1⃣ 事業再生の場面における資本・業務提携の概要
2⃣ スポンサーによる支援方法等
3⃣ 種類株式による出資について
4⃣ スポンサー契約
第12章 クロスボーダーの資本・業務提携
1⃣ 総論
2⃣ 交渉開始過程の問題
3⃣ 契約の締結
4⃣ 関係の終了
5⃣ 弁護士の選び方・付き合い方
第13章 資本・業務提携の解消
1⃣ 資本・業務提携の解消に関する問題点の概要
2⃣ 資本提携の解消に際して考慮するべき留意点
3⃣ 業務提携の解消に際して考慮するべき留意点
4⃣ 業務提携の解消に対する法的制約
第14章 資本・業務提携に際して留意すべき裁判例
1⃣ 資本・業務提携に関連する裁判例
2⃣ 交渉過程において合意の成否・内容等が問題となった裁判例
3⃣ 募集株式の発行差止めに係る仮処分
4⃣ 有利発行に係る差額塡補責任に係る裁判例
5⃣ 有利発行に係る受贈益課税に関する裁判例
6⃣ 資本提携契約・合弁契約上の各種条項に係る裁判例
7⃣ 提携過程で開示された情報と不正競争防止法の営業秘密に関する裁判例
8⃣ 1つの包括的な契約の一部または複数の契約のうちの1つに債務不履行があった場合における契約の全体またはほかの契約の解除の可否に関する裁判例