コンパクト財務会計〈第2版〉―クイズでつける読む力

小栗 崇資

定価(紙 版):2,640円(税込)

発行日:2024/03/05
A5判 / 200頁
ISBN:978-4-502-48981-5

送料について
本の紹介
各章冒頭で、エッセンスがつまったクイズを出題。その答えや出題の意図を考えながら学習することで、より深く財務会計を理解できる。財務諸表を「読む力」がつくテキスト。

著者紹介

小栗 崇資(おぐり たかし)
[プロフィール]
1973年中央大学法学部卒業,1988年明治大学大学院商学研究科博士後期課程満期退学,博士(商学)。1988年鹿児島経済大学専任講師,1991年日本福祉大学助教授,教授を経て,2000年より駒澤大学経済学部教授。経済学部長,大学院商学研究科委員長,経理研究所長を歴任。会計理論学会会長, 日本会計史学会会長などを務める。現在,駒澤大学名誉教授。

[主な著作]
『アメリカ連結会計生成史論』日本経済評論社,2002年(日本会計史学会賞)。
『株式会社会計の基本構造』中央経済社,2014年(会計理論学会賞)。
『コンパクト財務会計』中央経済社,2016年。
『内部留保の研究』(共編著)唯学書房,2015年。
『多国籍企業・グローバル企業と日本経済』(共編著),新日本出版社,2019年。
"The Theoretical Survey of Critical Accounting Studies in Japan", Critical Perspective on Accounting, Vol.13, No.4, 2002.
"Function of Accounting and Accounting Regulation: Alternative Perspectives based on Marxian Economics", Critical Perspective on Accounting, Vol.16, No.2, 2005.

担当編集者コメント
本書は、財務諸表を「読む力」をつけること、クイズで「考える力」を養うことを重視した、財務会計のエッセンスがつまったテキストです。

財務諸表を「読む力」は必ずしも簿記や専門知識は必要ありません。むしろ「推理力」や「分析力」が必要とされ、本書読了後にはビジネスパーソンに必要な「読む力」は身についていることでしょう。

また、各章冒頭のクイズを考えながら読み進めることで、楽しみながら、より深く学習することができます。
各章ごとに、「株式会社に出資した株主は、出資したお金を返してもらえるでしょうか?」、「会計学では負債と資本は区別しますが、経済学では区別するかどうか、どちらでしょうか?」といったクイズが満載です。

第2版では、最近の財務会計に関する動向をフォローするとともに、より解説を充実させているので、財務会計の全体像をつかむのには最適なテキストです。

ところで、本書のカバー(装丁)に関するちょっとしたクイズです。
本書のカバーは、デフォルメしたアルファベット2文字を使っています。
わかりますか??