未来病院プロジェクト―生き残るための経営知識・診療報酬改定への対応

牛越 博文

定価(紙 版):2,970円(税込)

発行日:2024/03/12
A5判 / 220頁
ISBN:978-4-502-49431-4

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本の紹介
2024年制度改革(診療報酬、介護報酬、障害福祉サービス等報酬の同時改定等)で病院のあり方が問われる。未来病院として生き残るための経営知識・考え方・対応を紹介。

目次

第1章 消滅する病院、生き残る病院
 1 2024年診療報酬改定について
 2 「未来病院プロジェクト」とは何か
 3 未来病院で役立つAI情報
第2章 コロナ禍で顕現した「未来病院」
 1 コロナ禍で顕現化した医療の課題
 2 日本型マネジメント組織の限界
 3 役割分担ができない地域医療
 4 医療経済を歪める社会的要因
第3章 未来病院プロジェクトの展望
 1 ロボット・ICT・AIの業務効率化
 2 マクロ経済の中の医療経済
 3 孤立・孤独の社会問題にどう取り組むのか
 4 医療の輸出で付加価値を創出

著者紹介

牛越 博文(うしこし ひろふみ)
[プロフィール]
慶應義塾大学経済学部卒。日本生命保険相互会社に入社後,ドイツ,オーストリア,イギリス駐在中に医療・介護関連の調査に携わる。日本生命退社後,厚生労働省所管'(当時)の研究機構等に属しながら,中医協・診療報酬改定関連業務担当,早稲田大学エクステンションセンター講師を務め,テレビ朝日『ニュースステーション』(当時)等に出演。社会医療法人の経営企画部長,有限責任監査法人トーマツ(デロイトトーマツ)を経て現在,医療経済・経営研究者,東京都登録講師派遣事業講師などを務める。

[主な著作]
『よくわかる介護保険のしくみ』(日本経済新聞出版社)
『医療経済学入門』 (岩波書店)
『これだけは知っておきたいドラッカー』(文藝春秋)
『最新版 図解 介護保険のしくみと使い方がわかる本』(講談社)