大学生のための実践的キャリア&就活講座〈第2版〉

伊藤 宏
髙橋 修
松坂 暢浩
山本 美奈子

定価(紙 版):1,980円(税込)

発行日:2025/01/21
A5判 / 164頁
ISBN:978-4-502-52771-5

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本の紹介
どのような学生生活を送り、将来の生き方や職業人生をどう考えればよいかのヒントが詰まった1冊。各種ワークシートを活用すれば、キャリア形成への考えや自己理解が深まる。

目次

第Ⅰ章 基礎編:キャリアと学生生活
1 キャリアとキャリア教育
2 キャリアデザインとその進め方
3 学生生活のすごし方①(学びのスタイル)
4 学生生活のすごし方②(学生生活の重点)
5 学生生活のすごし方③(知って役立つ労働法)
6 ライフ・キャリアと自分さがし
7 実社会が求める能力
8 職業キャリア
9 ライフプランの展望と当面の目標設定

第Ⅱ章 自己理解とコミュニケーション編
1 自分を知る①(自分の「イメージ」について)
2 自分を知る②(自分の「できること」を考える)
3 自分を知る③(自分の「やりたいこと」を考える)
4 自分を知る④(自分の「大切なこと」を考える)
5 コミュニケーションの基本①(リスニングスキル)
6 コミュニケーションの塞本②(アサーションスキル)

第Ⅲ章 社会の変化編:若者のキャリア形成を取り巻く環境の変化
1 ビジネスのグローバル化
2 ダイバーシティ・マネジメント
3 雇用形態・採用形態の変化
4 働き方改革

第Ⅳ章 就活準備編
はじめに
1 自己分析
2 情報収集
3 ビジネスマナー
4 働くことについて

第Ⅴ章 就活編:就職活動のほんとうの秘訣
1 業界・職種・会社の選び方
2 公務員という選択肢
3 早期離職とリアリティ・ショック
4 インターンシップの活用
5 エントリーシート(ES)の書き方の秘訣
6 面接対策
7 ブラック企業の見分け方

第Ⅵ章 キャリアの理論編
1 キャリアの理論を学ぶ意義
2 ライフ・キャリア・レインボー
3 六角形モデル
4 キャリア・アンカー
5 プロティアン・キャリア
6 計画された偶発性
7 ジョフ・クラフティング

著者紹介

伊藤 宏(いとう ひろし)
[プロフィール]
福島大学名誉教授
元福島大学理事・副学長(研究・地域連携・就職担当)、元福島県労働委員会会長、福島大学の就職支援・キャリア教育を長年にわたって担当。専門は「組織マネジメント」。

髙橋 修(たかはし おさむ)
[プロフィール]
淑徳大学経営学部教授
人材育成学会監事、1級キャリアコンサルティング技能士、特定非営利活動法人キャリアコンサルティング協議会キャリアコンサルティング技能検定委員、これまで私立大学、私立短期大学、国立大学および公立大学においてキャリア支援に従事。専門は「人的資派管理論」。

松坂 暢浩(まつざか のぶひろ)
[プロフィール]
山形大学学術研究院(学士課程基盤教育機構)教授
キャリアサポートセンターセンター長
国家資格キャリアコンサルタント、山形大学のキャリア教育および就職支援の企画・運営を担当。専門は「キャリア教育」「実践型人材育成」「インターンシップ」。

山本 美奈子(やまもと みなこ)
[プロフィール]
山形大学学術研究院(学士課程基盤教育機構)准教授
キャリアサポートセンター副センター長
国家資格キャリアコンサルタント、山形大学のキャリア教育および就職支援の企画・運営を担当。専門は「キャリア教育」「キャリア心理学」。

担当編集者コメント
就活のテクニックではなく人生で本当に必要な能力やスキルとは

【本書の内容】
本書は、大学や短大における「キャリア教育」のテキストとして使うことを想定していますが、大学生がどのような学生生活を送り、将来の生き方(ライフ・キャリア)や職業人生(職業キャリア)をどのように考えていけばよいのかのヒントになるようにと書かれたものです。
「キャリア」関係の本は、とかく理屈っぽい理論的な内容に終始していたり、単なるノウハウ本であったりします。本書はそのどちらでもない、理論的かつ実践的な「キャリア」の本です。
また、世の中に「就活本」とよばれるノウハウ本はたくさんあります。しかし、就職活動に本当に必要なことは、「就活本」に書かれているような就活のテクニックではなく、学生時代のさまざまな経験や学修を経て得られたモノの考え方(価値観)・能力やスキル、そしてそのような経験を踏まえた適切な「自己理解」です。
自分の生き方や仕事を自分自身で考え、デザインしたい学生をはじめ、将来に対する漠然とした不安や悩みを抱え、学生生活をいかに送るべきかがわからない学生、そして、大学生の保護者の皆様、企業の採用担当者の方々にも是非読んでいただきたいと考えています。

【本書の特徴】
1 理論にもとづいた実践的な内容
単なるノウハウや学術研究ではなく、研究にもとづく実践的な内容を提示しています。
2 ワークシート・考えてみようなどでより深い自己理解
ワークシートなどに実際に書き込むことでより深い自己理解が得られます。
3 コラムが充実
読者の関心が高い点について、本文のみならずコラムなどでもより詳細に解説しています。

【ワークシート・考えてみようはこちら】
https://www.biz-book.jp/collections/link_file/1116