実効CVC―事業計画評価から設計・契約・成果まで

KPMG FAS

定価(紙 版):3,520円(税込)

発行日:2026/02/05
A5判 / 288頁
ISBN:978-4-502-56731-5

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本の紹介
「実践」「実装」に続く第3弾。CVC活動の継続性とCVCの本質的価値を意識した内容で構成。キヤノンマーケティングジャパン、リコー、村田製作所による実践事例を紹介。

目次

第1章 イノベーションのジレンマを克服する戦略リターンの実現手法
1-1 スタートアップ投資動向
1-2 戦略リターンの構造
1-3 自社帰属戦略リターン(Take)の類型
1-4 既存事業強化のためのスタートアップ技術の異種融合
1-5 中核事業変革に資するテクノロジースカウティング

第2章 戦略リターンの定量化
2-1 新規事業創出のKPI
2-2 事業変革のKPI

第3章 スタートアップの事業計画評価
3-1 ビジネスDD と事業計画評価の実践手法
3-2 事業計画評価におけるビジネスDD と技術DD の関連性
3-3 技術DD における技術動向分析の一般的意義
3-4 技術優位性評価の基本的な手続き
3-5 スタートアップの保有特許分析に基づく技術優位性の検証
3-6 まとめ

第4章 技術コンタミネーションの管理方法
4-1 技術コンタミネーション管理の重要性
4-2 スタートアップ投資におけるコンタミネーションリスク
4-3 技術コンタミネーションリスクへの対応策
4-4 技術コンタミネーションの回避事例
4-5 戦略リターンも踏まえた技術コンタミネーション管理

第5章 ベンチャーデットでの実践手法
5-1 ベンチャーデット概論
5-2 スタートアップのステージに応じた評価観点の違い
5-3 ベンチャーデット審査評価観点の概要
5-4 ベンチャーデットに係る定性評価の観点
5-5 ベンチャーデットに係る定量評価の観点

第6章 CVC ストラクチャーの考え方
6-1 CVC ストラクチャリングにおける論点
6-2 CVC 子会社を介在させるべきか
6-3 投資ファンドを組成するべきか
6-4 CVC ストラクチャリングにおける税務上の論点

第7章 オープンイノベーション契約の概観
7-1 契約類型
7-2 各類型の比較
7-3 各省庁策定のガイドラインとひな型等
7-4 ①調達・購買のオープンイノベーション契約
7-5 ②業務提携のオープンイノベーション契約
7-6 ③出資のオープンイノベーション契約
7-7 ④買収におけるオープンイノベーション契約

第8章 スタートアップ経営の発展課題
8-1 本体事業との“競業”
8-2 スタートアップへの役員派遣時の“帽子”
8-3 投資後のPivoting
8-4 CVC キャピタリストのキャリアとキャリー制度
8-5 Exit のあり方とセカンダリーマーケットの生成

第9章 エフェクチュエーションとオープンイノベーション
9-1 エフェクチュエーションの定義
9-2 エフェクチュエーションの実践
9-3 エフェクチュエーションのオープンイノベーションへの適用

第10章 イスラエル・スタートアップエコシステムとの向き合い方
10-1 なぜ,イスラエルか
10-2 テクノロジーが止まらない国
10-3 イスラエル人のマインドセット
10-4 政府・大学などの役割
10-5 日本企業とイスラエルとの協業可能性
10-6 日本企業への戦略的示唆

第11章 オープンイノベーションの実践と苦労
11-1 キヤノンマーケティングジャパン
11-2 リコー
11-3 村田製作所

著者紹介

KPMG FAS(けーぴーえむじー ふぁす)